トネリコの伐採準備

今年の夏は本当に猛暑で、何もかもがいつもとは違っていた。暑さが弱まってきた9月になると、カメムシが大発生。今年、カメムシは例年の10倍も多かったとか。カメムシはトネリコが好きらしく我が家にある2本のトネリコの幹には、どちらももうびっしりと覆い尽くすように群がっていた。それは、9月~10月中旬まで続いていた。そのせいなのか、それとも別の理由なのか、トネリコにはもうひとつ驚くべき物が群がっていた。それは「オオスズメバチ」だ。
ちょうどカメムシがトネリコに集まっている時期と同じ頃、毎日のようにそれぞれ10匹くらいのオオスズメバチが2本のトネリコにやってきて、ずっと幹を行ったり来たりしては、入れ替わり立ち替わり飛んでいき、戻っていくという具合だった。すぐに蜂駆除の専門業者に来てもらったのだが、うちの庭に巣があるわけではなく、今年は暑さで餌が少なかったようで、餌を探しに来ているのだろうと言うことだった。

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9月が交尾の時期らしく、それを過ぎれば10月あたりにはみんな死んで、女王バチだけが越冬するらしい。とりあえず、刺激しないようにしていなくなるのを待つしかなかった。
画像では2匹しか写っていないが、もっとたくさんいたのだ。
これまで、スズメバチがこんなに飛んできたことはなかった。しかし、これが毎年続いてはたまらない。自宅教室には生徒さんが定期的に来るので、安全確保が第一だ。カメムシもスズメバチも、何故かトネリコにしか群がらないので、さんざん話し合ったが、結局、我が家にある2本のトネリコを伐採してしまおうということになった。


今、細々と咲いているバラ/
アブラハムダービー、ピルグリム
アンブリッジローズ、パットオースチン
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我が家には大きくなった2本のトネリコがある。
(左)玄関前の植え込みにあるトネリコ /(右)コンサバトリーの前にあるトネリコ
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以前、庭木を剪定してもらった業者さんに連絡して、明日伐採してもらうことになったので、今日はトネリコの周囲にあるバラが伐採の邪魔にならないように、剪定して仮止めをした。
玄関前のトネリコは1本立ちで、まあまあ大きい。
周囲には「安曇野」「ウィンチェスターキャシドラル」「セシル・ブリュネ」の3本のバラがあるので、それを仮剪定して明日に備えた。

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庭の中央付近にあるトネリコは株立ちで、かなり大きくなっている。このそばには「アブラハムダービー」があり、トネリコの幹に誘引していたので、それをほどいて仮剪定した。
明日の伐採後、庭の景色がどうなるか楽しみだ。

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