クレマチスモンタナの流れ咲き 復活!
2013年の春を最後に枯れてしまったクレマチス「モンタナ」。3年をかけて、やっと我が家の春の定番、モンタナの「流れ咲き」(←と勝手に命名!)が復活した。
誘引する場所がないので門塀の上から枝垂れさせているのだが、これがとても好評で「こういう咲き方をする花なんですか?」とよく聞かれる。白滝のような咲き方になるので、勝手に「流れ咲き」と呼ぶことにしよう! ※2013年の枯れた時の様子はこちら→
枯れたのは、モンタナ/グランディフローラだったが、グランディフローラの苗は入手出来ず、後継はポピュラーな「スノーフレーク」で妥協したのだが、グランディフローラに劣らない咲っぷりだ。
そして、グランディフローラは殆ど「香り」がなかったが、このスノーフレークはとても香るので、ちょっと驚いた。これから数年はこのスノーフレークが春の庭を飾ってくれるだろう。
....が、実は先日(3月)、あれだけ探した「グランディフローラ」の苗をついに見つけてしまったのだった。もう、スノーフレークが大きくなっているのでどうしよう!と悩んだが、やっぱゲットしとこう!と言うことになり、あまり植える所も残っていないのに、植えてしまったのだ....!
今年はまだ苗が小さいが、ぽつぽつ咲いていて、もう新枝がどんどん伸びてきている。
来年は庭の2箇所でモンタナが咲くことになるだろう....↓グランディフローラ
他にも、クレマチスで今咲いているものがある。
名前が分からなくなっているが、これは新枝咲きで繰り返し良く咲くクレマチス。
実は枯れたと思って、植えていた場所の上にバラの鉢植えを置くようになったところ、鉢の横から毎年新芽を出してきて、今頃からせっせと咲くのだ。
多分、安いたたき売りの苗を買ってきたのだと思う-(買った時のことすら覚えていない!)
もともと、クレマチスでこの色はあまり好きくないのに、なぜこの色を買ったのかも???である。
だが、咲くなら許す!という存在だ。
バラも咲いているし....
早咲きのバラではないはずなのに、なぜか去年も1輪だけ早くに咲いた「ウィリアム・モリス」。
今年は3輪だけ今頃から咲いている。他はまだつぼみはそこまで大きくなっていないのに...
オープンガーデンの時に咲いて欲しいのだが、この分だとその前に一番花は終わってしまうかも....
私の好きなバラの中でも1,2位を争うバラだ。
これは正真正銘、早咲きの「ダークチェリーパイ」。毎年我が家のバラの中でも一番に咲き始める。
楽しや!草取り~
今日は、放置に放置していた庭の草取りを行なった。夫が雑草を根こそぎ取って、私は掃わく-という分担である。これからオープンガーデンまでは、ヒマがあればひたすら草取りの繰り返しとなる。
通路の草取り(レンガの上)の ビフォアー アフター
植え込みの草取りの 上/ビフォアー 下/アフター
きれいになった!
コメント
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とても素敵です!
はじめまして!
クレマチスの花を色々調べていたら
こちらの素敵なお写真に遭遇しました💕
スノーフレークの流れ咲き、とても綺麗で感動しました。
私はまだクレマチスを育てたことがないのですが、このように素敵な景色を作るには、何鉢ぐらいで育てたらよいでしょうか。
上から垂らすというのは素敵なアイデアですね!✨
門塀の裏側は高さをつけて?鉢で管理されているのでしょうか。
とっても気になり、コメントさせていただきました☘
私も育ててみたいので、教えていただけたら大変有難いです!!
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Re: とても素敵です!
>>1
たかはし様
うれしいコメントをありがとうございます。
残念なことに、この2代目「モンタナ」もモグラの襲来で枯れてしまいました。
門塀の所がモグラの通り道になっていたので、今は裏庭に一株植えていますが、
私が命名した「流れ咲き」は、この門塀の所が一番良かったですね。
ご質問の点ですが、まず、このような景色にするために植えたのは...
1.一株だけです。
2.地植えで、鉢植えではありません。
3.塀なので、誘引する部分がないため、支柱などを立てかけて
塀の上まで伸ばせたら、あとは垂らしているだけです。
クレマチスを育てたことがない、とのことですので、
もし育てたいと思われるのでしたら、いくつか気をつけることを
書いておきますね。
まず、クレマチス全体に共通する点は、根が弱いということです。
1.一旦、地植えしたら移植はできない。(と思っていた方がいいです。)
2.鉢植えは、鉢増しする時、けして根鉢を崩さないでそのまま一回り以上大きな
鉢に深植えする。
3.植える時は、地植えも鉢植えも「深植え」する。2~3節位まで植え込む。
それから、クレマチスは大きく2つに分けられます。
「新枝咲き」と「旧枝咲き」です。
全くと言っていいほど扱い方が違いますので、注意して下さい。
我が家の流れ咲きを作った「クレマチスモンタナ」は
クレマチスの中のモンタナ系と呼ばれる種類で
その中に「スノーフレーク」や「グランディフローラ」という品種が
ありますが、モンタナ系は全て「旧枝咲き」で、「一季咲き」です。
わかりやすく言うと、
「一季咲き」とは1年に1度、春の時期にしか咲きません。
「旧枝咲き」とは、今年咲いた花は、去年の花後に伸びた枝(旧枝)にしかつかない
ということです。(アジサイなんかそうですよね。)
なので、今年の花が終わったらすぐに花の咲いた枝を剪っておけば
新しい枝がその後に伸びてくるので、それを剪らずに大事に残しておけば
来年その枝に花が沢山付きます。
では、今年の花が終わったのに、そのまま放置するとどうなるかというと、
今年花が咲いた枝がさらに伸び、その伸びた枝の先から新しい枝も出てきて、
ものすごく枝数が増えてしまいます。放置したら7m~10mにでもなると
思います。そうなると、もう、次はどこを切って良いやら、分からなくなる
ほどしこります。でも、まあ、花はすごく咲くと思います。
「流れ咲き」には向きませんが、家を囲む塀全体をモンタナで覆いたいなら
そう出来ると思います。
....ということで、モンタナはちょっと剪定に気をつけないといけないですが
丈夫で、よく咲きます。大抵一季咲きの花はどれも「多花性」ですよね。
年1回しか咲かないので。バラも一季咲きは、花が多いです。
その点、クレマチスの「新枝咲き」は手入れがし易いです。
深植えするのは一緒ですが、「新枝」つまり今年伸びた枝に
花が付いて今年咲くので、花が終わったらバッサリ切っておいても
また伸びてきて花をつけます。
年に2~3回は咲かせられると思います。
冬になったら、地際で切っておいても春になれば芽を出して花をつけます。
いろいろな所に巻き付けたくて長さが欲しいなら、ある程度の長さを残して
剪ってもいいです。
モンタナは、春の花後に伸びた枝を来春まで残さないといけないので、
新枝咲きのように、冬に剪定したり、地際で剪ったりなどは絶対NGです。
なので、モンタナの剪定は春の花後すぐ、にしかできないです。
もし花後に伸びた枝を全部剪ったら、来年の花はありません。
アジサイが、同じような手入れをしないといけないですよね、
花後すぐに剪っておかないと剪れなくなるので、剪るのを怠ると
ものすごく大きな背丈になってしまいますよね。だからといって、
変なときに刈り込んでしまうと、翌年の花はなくなります。
クレマチスに関しては、詳しく述べると膨大な内容になるので
ざっくりですが、注意点を書きました。
モンタナはとてもとても美しいクレマチスだと思います。
今の時期は、ホームセンターなどでモンタナは大抵安値で売っています。
あまり安い(100円~300円位?)のはあまりにも貧弱だと思いますが、
1,000円前後の物を買えば、3年後くらいにはああなると思います。
我が家の裏山が、今工事でなくなってしまっているので、
もうモグラが出なくなるのでは!と期待しています。
たかはし様のおかげで、
また、門塀の所にモンタナを植えてみようかという気になってきました。
その際は、またブログにUPしますね。
長くなりましたが、参考にしてみて下さい。
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ありがとうございます!!!!
こんにちは、たかはしです!
コメントを読んで感激いたしました!!
とっても詳しく教えてくださり、
感謝いたします。
素敵な流れ咲き、モグラにやられてしまったなんて...びっくりしました。
でも素敵なお写真ばかりで、本当にうっとりしてしまいます!
クレマチスは色々なタイプがあるようですが、私のような初心者にとっては大変有り難い内容でとてもわかりやすかったです!
バラやあじさいは庭で育てているのですが、クレマチスも素敵なので是非育ててみたいと思いました。
新枝咲きのほうが初心者向きだと思いましたが、これからじっくり考えてどの種類にしようか考えたいと思います!
ちなみに玄関先のポーチ(屋根なし)にあるフェンス(道路から見て少し背の高い)に絡ませたいと思っているのですが、土がない所なので鉢植えで育てることになりそうです。
誘引など初めてなので、ちょっと難しそうですが、殺風景な玄関先をクレマチスで飾ってみたいと思います!
この度は貴重な情報とアドバイスをいただきまして、本当にありがとうございました!!!!!
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Re: たかはし様
>>4
ざっくりの説明でしたが、喜んで頂けてうれしいです。
私たちは、毎年5月にオープンガーデンを行って、もう10年になります。
去年は(身に余ることでしたが)雑誌にも載せて頂いて、10年頑張った
ご褒美だと思っていましたが、今年はコロナの影響でどうなるかわかりません。
我が家では、クレマチスはどちらかというと、バラの引き立て役として
植えることが多かったのですが、10年経つと(バラも増えましたが、)
クレマチスも気がつくと色々な種類が増えてきました。
たかはし様のおかげで、今年はクレマチスを(愛でてはいましたが)もっと愛でて
ブログにも、もう少し記事を載せていこうと思いました。
実は、今朝も早速「プリンセスダイアナ」の誘引をやり直したところでした。
この時期は、クレマチスがどんどん生育する時なので、うっかりすると
変なところに絡みつくので....
今年は出歩けない分時間もあるので、クレマチスの手入れもじっくりしようと
思います。
たかはし様からの「刺激」をありがたく受け止めて、頑張ります。
クレマチスの記事を増やしていきますので、時々のぞいてみて下さいね。
ありがとうございました。