バラの先触れ
今年は2月の気温が高かったせいか、春の訪れがかなり早いようだ。我が家はバラがメインの庭だが、ほとんどのバラが芽吹いて葉もしっかり展開しつつある。しかしバラ本番の前に、庭のあちこちでバラの先触れとして、少しずついろいろな花が咲いてきている。
利休梅
毎年3月下旬から4月上旬に咲いていたはずの利休梅、もう開花し始めている。
シデコブシ/
先日は咲き始めだったが、いまは満開だ。
ユキヤナギ/
これも今が満開。拡がりすぎたら、冬に地際から枝を抜くようにして剪定するだけだが、毎年よく咲いている
クリスマスローズ/こぼれ種で増え広がるいい子たち
左)玄関前の植え込みに咲く白いクリスマスローズ
右)ブナの近くに咲くピンクのクリスマスローズ
カツラの近くに咲く原種のクリスマスローズ
ラッパスイセン/
よく覚えていないが、確か裏庭工事で駐車場横の植え込みの取り壊し前に、咲いていたのをこの鉢に植え替えた気がする。放置していたのにちゃんと咲いてくれた。
こうしてみると、ほとんど何もしていない植物の方が毎年よく咲く気がするのは、私だけだろうか。毎日毎日せっせと気をつかうより(つかってないし!)、忘れた頃にふと見回る程度で、植物はおおらかに育ってくれるのではないか、と思ってしまう今日この頃。しかし、やはりそれは植物によるのだろう。バラはそういうわけにはいかないだろうから、せめてバラ以外はそうであってほしい。「放任植物大歓迎」そういう願いがにじみ出ている我が家の庭だ。