リクが家族になったこと

2020年9月/ムクがいなくなった悲しみは癒えず、私は毎日泣きすぎて頭が痛いし、家族みんながとてもつらい思いで毎日のルーティーンを必死でこなしているという日々が続いていた。悲しみが癒えたら、またワンコを飼えたらいいね...と話はしていたが、自分が思っていた以上に悲しみは深く、このままではみんなに良くないと相談して、新しいワンコを迎えよう、ということになった。

私はまた保護犬を迎えるのもいいかなと思っていたが、娘は、病気であんなに早く別れるのはつらすぎるから、素性の分かった健康な仔犬の方がいいと言うので、紆余曲折あったが、仔犬を探していい子がいたら迎えようと決めた。できればムクと同じシュナプーにしたかったが、そうそうはいない。それで「ミニチュアシュナウザー」を探すことにして、何件かのショップを当たって数回会いに行き、とても気に入った子を見つけた。ソルト&ペッパーで、名前は「リク」男の子だ。

我が家に来て2日目のリク。ものすごく「目力/めじから」が強い!
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リクは、生後11週(77日目/2ヶ月半)で元気な子だと、ショップを信用して迎えた(ショップの評判は悪くなかった)のに、ショップからの帰宅途中の車の中でゼーゼーと咳をしだして、2日ほど様子を見たが良くならなかった。咳はしていても一応元気ではあったが、咳が止まらないので、結局この後、病院のお世話になった。レントゲンを撮り「ケンネルコフ/犬舎病/犬の風邪といわれる」と判明、少し胸に影が出ているので、抗生物質の注射を打ってもらい1週間抗生物質のお薬を飲ませて完治した。ショップにいる時から具合が悪かったのではないか、という疑念は拭い去れないので、何の説明も無かったショップの対応には腹も立った。しかし彼らが正直にリクの状態を話してくれていたら、多分病気の子を迎えはしなかっただろう。(ムクを病気で死なせたので、健康な子であることが必須条件だった。)そう考えれば、彼らが黙っていてくれたおかげでリクを迎えられたのだとも思えるし、結果オーライだとも思える。リクを本当に気に入っているのでそう思えるのだ。

今日のリク/生後17週
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ムクのことがあって、リクのことはすぐには書く気にならなかったので、現在、リクがうちに来てすでに1ヶ月以上が過ぎている。
リクは、ケンネルコフのおかげでワクチン接種が延び延びになり、3回目のワクチンは来週しか打てない。ワクチン接種が済まないと、散歩もできないのだ。今は「抱っこ散歩」と、レッスンに来た生徒さんにおやつをあげてもらって「社会化」の練習中だ。そして、トリミングもまだしてもらえないので、リクは「汚れたモップ」みたいだ。来た時よりずいぶん大きくなってきたが、あまりにボウボウなせいで大きく見えているかもしれない。

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リクは、お鼻も爪も肉球も真っ黒。カットしてないので、口ひげの中にしょぼいヒゲが数本見える。シッポは短くて、切ってある?のかな...。
手足と足裏の毛も伸び放題。(足裏の毛は病院に行ったときに1度はカットしてもらった)

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トリミングできていないので、毎日ブラッシングをしてなんとかしのいでいる。
ブラシの前/上、 ブラシの後/下
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ムクはシュナプーだったので巻き毛だったが、リクはダブルコートでパサッとした毛並みだ。ボサボサでも、ブラシをかけると少しはましになる。
ブラシの前/上、 ブラシの後/下
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リクの住まいは、ムクのケージのお下がりを組み合わせて、リビングに作っている。ムクの時みたいに、家の中を自由に歩き回れるようにしてあげられるのは当分先の話になる。

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死んだムクのことを考えるといまだに悲しいが、リクはムクの身代わりではないので、リクはリクとして思い切り可愛がってあげながら、心地よく共に暮らしていきたいと思っている。




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