6月のバラ
梅雨入り前にほとんどのバラを剪ったが、6月になり梅雨の今になって何故か美しく咲いているバラが今年は目につく。6月っていつもこんなにバラが咲いていたっけ....と思う。今年は特に、梅雨に入っても雨の日が長く続いていないせいもあるのか、花数は多くないが、濃い緑の中にポツリポツリと色を差すように咲くバラは美しい。今日のバラを撮ってみた。
クラウン・プリンセス・マルガリータ
二番花も変わらぬ美しさのマルガリータ。雨に力をもらって花芽をどんどん上げてきている。
ルージュ・ピエール・ド・ロンサール
二番花ではなく、一番花の最後の花だと思う。雨の時期は開ききれなくて、蕾のまま落ちることも多いが、この枝はかなり美しい状態だ。
パレード
日陰でも咲くと聞いたようなはず....空耳だったか?! ここでは花付きが悪いパレード。でも咲いたらこの花色はインパクトが強い。木陰の暗い場所でも人を引きつける。
ヘリテージ
いつもよりアプリコットがかっている。
ふれ太鼓
私自身は、このバラはあまり好きな色でも花形でもないが、人を引きつける色をしている。
いおり
微妙な色合いが、どのバラとも違う個性を引き立てている。でも、若干見過ごされがちな色ではあるかな....
バーガンディ・アイスバーグ
今年は春からずっと整った花を咲かせているバーガンディー・アイスバーグ。3つ並んだ蕾があまりにかわいかったのでパチリ!こんな風に蕾が同じ大きさになるのは初めてかも。
ラ・マリエ(上)/レディーユーナ(下)
房咲きの2株。どちらも本来の色よりも少し色が抜けている感じだ。
セシル・ド・ヴォーランジェ
独特の花形がこのバラの特徴だ。
バーレッタ・フォーエバー
ミニバラだが独特の存在感があり、花保ちがものすごくいい。花色は実際はもっと濃い「深紅」に近い(私が許せる)美しい赤だ。うまく育てて、大株にしたいと思っている。
オメール
何というか...「どんな咲き方しとるねん!」と大阪弁になってしまうほど、好き放題の所で咲いている。花色も....何というか....色鉛筆で雑に塗ったような感じだ。何事にも縛られない、自由なバラだ、と言っておこう。
スノー・コーン
これもミニバラだが、株は大きくなっている。花は一重で黄色いおしべが美しい、いわば四季咲きノイバラ。絶え間なく咲くバラだ。
不明バラ/ミス・レモン
やっぱり、日向に出したら黄色が出てきた。正体が分かるまでは、これまでどおり「ミス・レモン」でいくことにしよう。
他にもまだいくつか咲いているが、今日はここまでにしておこう。いずれにしても、たくさん咲いている5月よりも、案外この時期の方が、バラを愛でる気持ちは強くなる気がする。