2016 バ組の冬/4日目
今日は朝から曇り空の一日だったけれど、風もなく暖かな1日で、庭仕事はやりやすかった。
今日は手始めに、庭の西側のフェンスに誘引しているバラ達を剪定・誘引した。
ファンタン・ラトゥール
庭の西側には2本のバラを地植えしている。そのうちの1本は、アーチに誘引しているかなり古株の「ファンタン・ラトゥール」だ。このバラはベーサルシュートが全くと言っていいほど出なくなっているので、古い枝も大切に残しておこう!と思ってはいるのだが、基本的に「剪りたがり」の私たちは、枝が混み合ってくると「剪っちゃえ!」となってしまう。それでも他のバラに比べれば枝を残してもらった方だと思う。
剪定前のファンタン・ラトゥール 剪定後
グラハム・トーマス
ファンタン・ラトゥールの隣には大株の「グラハム・トーマス」がある。これも枝がたくさん出て、しかも伸びる!剪定前の様子は、ご覧の通り、もう、ぐちゃぐちゃだ!!! これを、剪って剪って、剪りまくった結果がこちら(右)。少し剪りすぎなんじゃない?と思うけど、情けをかけるとまた、ものすごいことになるので、減らしに減らしたわけだ。 剪定後のトーマス ↓
トーマスの誘引後はこんな感じだ。やっぱ、ちょっと淋しかったかな..../ 午前中はここまで!
ナエマ
今日、午後一番にとりかかったのは、問題児「ナエマ」だ。
紅葉したブルーベリーを背にしているが、それよりももっと高い所まで枝が伸びている。色々なことを試したが、ナエマを「見える所」で咲かせるには低いところで剪るしかない!というのが今のところの結論だ。ナエマの株元の位置から、どこら辺まで剪れるだろう....枝振りがあまりにも良いので「もったいない」思いが勝ってしまい、とりあえずは腰の高さ位で剪ってみる....
ええいぃ!四の五の言わずに一番太い幹を、ばっさり剪っちまおう!
剪った枝はあまりに太く....もうこうなったら、どんどん剪れ!....で、とにかく低くしてみたが、本当はまだ高い気がする(1m位あると思う)のだけど....これ以上は剪る勇気がなかった。これで失敗だったら、来年はもっと低くで剪ろう! 剪定後のみすぼらしいナエマ↓
ブルーベリーの剪定
ここでちょっと横道にそれて、繁りすぎたブルーベリーの剪定を行った。毎年毎年、かなり剪っているのにどんどん大きくなる「ブルーベリー」。このブルーベリーは「ホームベル」という最もポピュラーで、安価で、通の人は買わない品種だろうと思う。実をとって食べるために植えたのではなく、たまたま安売りしていたので庭木として買ったのだが、毎年実も良く付く。なかなか、紅葉もきれいだ。でも、すぐ大きくなってしな垂れるので、かなり邪魔になるのだ。
ブルーベリーの剪定は、基本的に毎年同じようにしている。曲がった枝、細い枝、古い枝はほとんど全て剪りおとして、今年出た新しいシュートだけ残している。それが正しいのかどうか全く知らないのだが、実を食べる気がない(バラの消毒で食べられない!)ので、気に入らない枝は全部落としても平気なのだ。私は「ぐにゃり」と曲がったような枝が大嫌いなのだ。
真っ直ぐな枝だけ残して....すっきり!! .....っていうか、今年はちょっと剪りすぎたかな?
2本のオースチン

ばっさり剪られたブルーベリーの両側に、オベリスクに誘引されたバラが2株ある。
右は「クレア・オースチン」
左は「シャルロット・オースチン」だ。
どちらも伸び放題で、オベリスクも傾いている。
この2つのオースチンをこのあと剪定・誘引した。
クレア・オースチン
クレアは枝振りが細く、きゃしゃなバラだ。「とてもすばらしいバラ」で人気が高いと聞いたので買ったのだが....。花径はかなり大きいのに枝が細いので、なんだかいつもぐったりしたように咲くイメージがあり、私はあまり好きなバラではない。
(左)一旦オベリスクをはずして、ほどいたところ。
↓ なんか糸が絡まったような状態だ。
(右)剪定・誘引後/オベリスクをしっかり打ち込んで誘引した。↓
シャルロット・オースチン
シャルロットも、うちではかなりの古株だ。ずっと小型のシュラブだと思っていたら、2年前から急に大きく長いシュートが出るようになってきて、今ではオベリスク仕立てになっている。これもかなり剪って誘引した。 夕方から外出の予定があるので、今日の作業はここまで!4時半に終了した。