庭の差し色/ゼラニウム

梅雨入り宣言はしたものの、空の色は全く「梅雨」なのだが、宗像では言うほど降っていない。よそでは激しい雨に見舞われている大変な地方もあるようだが、我が家周辺はどんより曇って、時々申し訳なさげにパラパラと降る程度だ。おかげで、梅雨なのに昨日も今日も、朝から鉢植えのバラに水やりをしなければならなかった。今は、バラは花が無く、二番花の花芽が伸び出していて、我が家の庭はほとんど「緑」だ。
そんな中で所々に咲いている-といえば....「ゼラニウム」だ。なぜに!こんな梅雨時に「ゼラニウム」?と思うが、撮るべき花がない-こんな時にしか撮ってもらえないのが「我が家のゼラニウム」の宿命なのだ。こう言うと、ゼラニウムを日々愛でておられる方には失礼になるが、我が家の場合「ゼラニウム」は常に庭の「差し色」として置かれていると言うのが実情だ。そういう使い方をするので、お店でちょっと変わった雰囲気があるな....と思ったら、とりあえずゲットしておくことにしているのが「ゼラニウム」だ。なので、私のあまり好きくない色のもある。今日は、庭にある全てのゼラニウムを撮ってみた。

ところで、我が家のゼラニウムの立ち位置を考えると容易に想像がつくのだが....名前がほぼすべてわからない。差し色になればいい-という思いと、ゼラニウムの場合種類に関係なくほとんど管理が同じようなものなので、購入時には付いていた名札が無くなっても気にしないで放置してしまうことが多いのだ。なので、葉や花の形で多分こんな分類だろうと思いつくまま(でもちょっとだけ調べて)リストアップしてみた。※今日はぎっくり腰もどきで、あまり動けないので時間がある....

斑入りのゼラニウム

葉が涼しげで、私好みだ。花は朱色で好きな色ではけしてないが、この葉と花色の組み合わせは、
ぱっと目をひかれる。葉は、その花に一番合った葉が付くそうなので、この色の組み合わせがベストなのだろう。

ゼラニウム1

八重咲きのゼラニウム

ごく普通の葉に八重咲きの花。花はアイボリーで縁にピンクが入り、全体としてはピンクに見える。ボールのように房咲きになるので、わりと豪華に見える。なぜこれを買ったのか覚えていないが、
その時はいいと思ったのだろう。秋には葉が紅葉する。

ゼラニウム3

アイビーゼラニウム

これも八重咲きだが、分類としては「アイビーゼラニウム」だろう。花色がピンクというよりは
「ライラック」のような紫がかったピンクで、この花色に惹かれて購入したのを覚えている。

ゼラニウム4


これも、八重咲きに近い花弁数が多めのアイビーゼラニウム。花首が長いのが特徴で、株元からずいぶん離れた所で咲く。バーガンディの濃い色は印象的で、そばにある「ホワイト・メイディランド」や「みさき」の中で良い差し色になるのだ。(今はバラがないのでわからないが....)

ゼラニウム7


その隣の、一重のアイビーゼラニウム。私は以前から、真っ白の一重のアイビーゼラニウムがないかと、ずいぶん探していた。かなり探したが「真っ白」はどうもなさそうで、ほんのりピンクが入る
このゼラニウムしか見つからなかった。でも、遠くから見ると白に見える。花びらが細長く繊細な
イメージだ。濃い緑の中にこの花があると清涼感があり、緑も一層引き立てられて綺麗に見える。

ゼラニウム6

星咲きのゼラニウム

こういう「星咲き」という呼び方があるのを、このたび知った。これは割と最近、....どこで買ったかな.....覚えていないが、花が珍しかったのでとりあえず買っておくか....!という感じで買ってきたものだ。今回ネットで調べたら花の形が「星咲き」と言うそうだ。葉で分類するなら、「モミジ葉」になるだろう。花びらが長く先端が裂けていて、それが房咲きになると「ピンクのたわし」
みたい?! に見える。←そりゃあないでしょう!あんまりだ!
いずれにしろ、ゼラニウムとは思えない花が咲く。こう見えてもお気に入りのゼラニウムなのだ。

ゼラニウム2


「星咲き」という分類を知ったので、それではこれも星咲きでしょう!....ということになった、
このゼラニウム。これは、買ってきたときの写真があり、去年の3月に買ってきて寄せ植えしたことが判明している。↓この写真はその当時の写真だ。まだ名札が付いている。
....う~ん、わかりきっている「ホワイト」...しか読めんな~!花びらの先がやはり裂けており、 珍しい!と思って買ったのだった。今は花がちょうど終わった所で、ゼラニウムの中で唯一、今日の
花の写真が撮れなかったが、葉は元気で美しい。やはり形は「モミジ葉」だ。

ゼラニウム8

ふつうのゼラニウム

これらは、何も言うことはありません。普通のや~すい(安い)ゼラニウムです。
朱色と白は差し色用で鉢植え。ピンクは差し色にならなかったので、裏庭に地植えして
大きくなっている。

ゼラニウム5
ゼラニウム9

イングリッシュゼラニウム

これも、このたび調べてみると「イングリッシュゼラニウム」と呼ばれている分類に入るらしい。
しかしもっときちんと分類すれば、ゼラニウムの仲間の「ペラルゴニウム」になるそうだ。これだけは名前がはっきりした。「ペラルゴニウム・シドイデス」...ひどいです!が訛ったような、ひどい名前だ....。
ペラルゴニウムの原種の1つらしい。黒く見えるほどの花色と、繊細さが気に入って買ったものだ。これだけは鉢植えと地植えの両方があり、名前はともかくこれも私のお気に入りだ。

ゼラニウム10

全部で....11種類

ほとんどが鉢植えのゼラニウム。季節によって庭の様子が変わると、適当な場所に鉢を動かして「差し色」として置かれるゼラニウム。流れ者のような身の上ではあるが、でもこんなふうにされるのも、ゼラニウムが、日向でも日陰でも丈夫で、良く咲いてくれるからだ。すぐに挿し木で増えるし....、こんなに万能な花は少ないかもしれない。

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