2014-バ組の冬仕事/10日目
今日は夫に休暇を取ってもらって「冬仕事」の最後の作業/地植えのバラの寒肥入れ-を行う計画だったので、昨日から天気が心配だった。関東などでは大雪となっている今日この頃。福岡も凍えるような寒さが続いているが、今日はなんとか雨や雪に見舞われずに済んだ。でも寒さは相当厳しい。
朝10時頃から、「ころ(転)がれますっ!」というほどしっかり着込んで、作業を開始した。
寒肥と一緒に、バラの周囲の土も天地替えをしてやるので、まずはその土と肥料を用意する。
掘り上げた土に混ぜる用土として、馬糞堆肥と赤玉土を混ぜたものを用意。
寒肥は1株当たり/油粕、骨粉、熔成燐肥を各200g。熔燐は別にしておく。
こういう作業は、 裏庭にある温室の中で行う。狭いけれど全てがここに揃っているので、すごく便利だ。
最初に行ったのは「バロン・ジロ・ドゥ・ラン」。寒肥入れの手順はざっとこんな感じだ。
①株の周囲の掘れる所を30~40cm掘る。2カ所に分けても良い。
②掘り上げた土に、馬糞堆肥などの用土を混ぜ込む。
③穴に、油粕と骨粉を入れる。
④土を少し戻して良く肥料と混ぜる。
⑤熔燐を入れる。
⑥残りの土を戻して完了。
このような手順で、地植えのバラに肥料を入れていくのだが....株の周りに下草が生えていることも多い。我が家の場合は「サギゴケ」か「アジュガ」が広がっている場所がいくつかある。
いずれの場合も、下草を一旦避難させて肥料を入れる-というものすごく手荒な作業になる。
これは「ホワイト・ロマンチカ」の周囲に生えている「アジュガ」。一旦、スコップでアジュガを
すくい上げるように掘りあげておいて、一連の作業が終わったら、また元の位置に置いて土を上からかけておくことになる。手荒というより「雑」なやり方だが、だいたいこれでアジュガも咲く。
心配なら、少し踏んでおくか!???
「手荒」と言えば、今日はもっと手荒なこともやった。
去年から気になっていた「ギボウシ」の株分けだ。何年も植えっぱなしで、邪魔になるくらい大きくなってしまっているので、今年は何としても株分けをせねば!と思っていた。バラに肥料を入れていてハタ!とそのことを思い出し、この時期ならやっていいはず-ということに!いつもなら、とりあえずネットでやり方を調べるのだけれど「分ければよろしかろう!」ということで....分けました。
↓ギボウシはここにがっちりと根を下ろして、芽がすでに膨らんでいるので「半分にしようね~」と、ざっくりスコップを入れて....
↓芽が沢山出ているのが見えるが、構わずに掘り上げ.... 取れた~....
別の所に持って行き同じくらいに穴を掘って...ぺんぺん!と植えて、株分け終わり~!これって、もしかしてひどすぎる???!.....でもまあ、ちゃんと生えてくるかどうか試してみるということで.....
....途中このような手荒な作業もあったが、今日一日で全ての地植えのバラに肥料を入れることが出来た。
今日作業を行ったバラをリストアップしておこう。
30本もあったが....考えてみると全体としては、うちは地植えが少ないかもしれない....。
(順不同)
・バロン・ジロ・ドゥ・ラン ・ウィンチェスター・キャシードラル
・安曇野 ・クラウン・プリンセス・マルガリータ
・ピエール・ド・ロンサール ・ジュリア
・フィリスウィテ・パルマンティエ ・マダム・アルディ
・シャンテ・ロゼ・ミサト ・ルージュ・ピエール・ド・ロンサール
・ザ・ジェネラスガーデナー ・フォール・スタッフ
・キャサリン・モーリー ・スーパー・グリーン
・グリーン・アイス ・アブラハム・ダービー
・ウィリアム・モリス ・ジェーン・オースチン
・アイス・バーグ ・ホワイト・メイディランド
・ニュー・ドーン ・デライト
・ストロベリー・アイス ・グラハム・トーマス
・ファンタン・ラトゥール ・スパニッシュ・ダンサー
・クレア・オースチン ・バーガンディ・アイスバーグ
・シャルロット ・ホワイト・ロマンチカ