パット・オースチン

雨がしとしと降っている。梅雨の時期は気分も暗くなる、という方も多いかもしれない。
こういう時期は、見る人を元気にするはっとするようなバラを見たいものだ。残念ながらすでに一番花は終わってしまい、今は花はないが....今年のパット・オースチンの美しさは際立っている!

パット・オースチン
Pat Austin

パット・オースチン
パット・オースチン1
パット・オースチン2

イングリッシュローズ:
分類/S
シュラブ
習性/四季咲き
花径/10cm
花形/大輪ディープ
   カップ咲
樹高/1.2×1.2m
とげ/ふつう
香り/ティローズ系
性質/強い


イングリッシュローズに新風を巻き起こした-と言われるほど、人をはっとさせるあでやかな色。
表は濃いオレンジ、もしくはすばらしい銅色とも言える美しい色で、裏は光沢のある淡いシルバーがかった黄色。あまりの花色の美しさに、作出者が妻の名前を付けた...というのもうなづける。

樹形は半横張り性で、良く分枝しシュートの発生も良い。

花は大輪のディープカップ咲きで、外弁が開いてカップ&ソーサーになる。花の重みでうつむき加減に咲くので、花色のわりに繊細な趣もあると思う。

私は、アプリコット色は好きだが、朱色に近いオレンジは嫌いだ。パット・オースチンのオレンジは、一歩間違うと、毒々しい感じの色にも見えて、私的にはギリギリのところだと思っていた。
なので、近年まで我が家にはなかったのだが、見る度にその色に目が引きつけられてしまい、2年位前に購入した。

当初から植え場所が定まらず、鉢植えにして樹高1m位に剪定して咲かせていたが、今年は庭工事後黒いアイアンのフェンスのそばに置いてみると、そのオレンジ色が際だって美しく見え、互いに引き立てあっている。

しかしどこに置いたとしても、人を引きつけ、元気づけてくれる素敵なバラだと言えるだろう。

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