バ組の害虫駆除「三種の神器」
４月に入って庭はにわかに活気づいてきた。
近所の人曰く「お宅、冬は閑散としてるね～」と言われるほど冬には何もないが、これからは緑が一気に増えていく。
あっという間に、庭木もこんなになった....！
左上／エゴノキ
花芽が見える....
右上／ブナ
新緑が美しい！
左下／カツラ
一番繁ってる
右下／シャラ
まだ葉が小さい
上ばかり見ずに、下の方も見てみよう。
ギボウシのまっすぐ生えだした姿が美しい。
アジュガの森....
と、私は呼んでいる。
もっと低い位置から撮ると、虫になった気分だ。
ジオラマの世界に入り込める....
「虫の位置」まで身をかがめると....
ただそれだけで突然に、不思議の国に迷い込める。
もっと低いところまで下りて行きたい気分になるが、これ以上は無理だった....う～
庭の観察を「虫の位置」で行っていくと、しばしば「アレ」を発見することになる。
そうでなくても、これからはやつらとの闘いが始まる。「アレ」とは、害虫の痕跡だ。
バラ（ジェネラスガーデナー）の
根元に木屑が!!
テッポウムシ？！...かどうかは定かではないが、いずれにしろ何かがバラの根や幹を食い荒らしている！
そこで取り出しましたのが
害虫駆除「三種の神器」
・針金
・鏡
・駆除スプレー
木屑は、バラの向こう側の根元に出ているが、植え込みの関係で向こう側に回りこめない時、「鏡」が威力を発揮する。
要らなくなった車のルームミラーがよろしい！要るやつでも可。
お－！
鏡を置くと、向こう側に大きな穴が開いているのがはっきりわかった。
こんなにはっきりわかることはほとんどない。普通は、「どこじゃ～!!!!」とほじくる必要があろう。今日はついていた。
鏡を見ながら....（う～、なかなか狙いが定まらない...）まず針金を、よいしょ、よいしょと入れてみる。穴が上に向かって開いているか、下に向かっているか、いろいろな方へ、よいしょ、よいしょと差し込むのだ。
針金は、穴の位置や方向を見定めるためと、うまくいけば、これで死んだかも....
それからおもむろに、テッポウムシ駆除スプレーを....（ノズルがついているので､とても便利！）
ぶぶぶしゅ－っつ!!! とスプレー！
うわっ！鏡にまでしぶきが！
しかしとりあえずはこれでよし！
翌日、木屑が出ていないか再確認するために、今出ている木屑はきれいに取り除いておこう。
この作業は昨日行ったのだが、
今朝はこのとおり、もう木屑は出ていなかった。
この三種の神器で、何本のバラのテッポウムシを退治してきたことだろう。
毎年５～６本は、いわゆる「キクイムシ」に属する虫に入られるが、まだ枯らしたことはない。
一つだけ気になるのは、どんな虫が入っているのか一度も見たことがない、ということだ。
結局、害虫－といっても、実際は人間の勝手な都合で分類されてしまうわけなのだけれど.....
だが、仕方ありませんな！やはり、害虫です！
害虫は色々いるが、先週から早々にお出ましの害虫はこれ。憎っくき「チュウレンジハバチ」
何の上に乗っているかと言えば....、
まだ４月になったばかりだというのに、ルミで早速買ってきました「ハエタタキ」。
これからの必需品だ～！
※ルミとは「ルミエール」のことです。
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