10年後、洗エールレンジフードの末路!?

その日は突然にやってきた....。
年を取るほどに時間の流れが速くなる-というのは、それなりの年齢になったなら誰もが感じている現象だろう。あれは...確か...3年前?と思っていることが、6年、7年前だったりするのは日常茶飯事だ。そんなに経っていないと思い込んでいると、思いがけない目に遭うことだってある。先日、食事をしていて歯の詰め物が取れてしまい行きつけの歯医者に行ったら、これを詰めたのは15年前ですね~と言われて、唖然とした。時間の感覚は、すでに老年期に入っていると言わざるを得ない。(年齢もまさに!だが...)


相変わらず綺麗な状態の「洗エールレンジフード」
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そんなふうに自分の感覚で日々を過ごしていると、その日は突然にやってくるのだ。
水回りのリフォームをしてから早10年?!、もう10年経つんですよ~と、突然知らされたのは「洗エールレンジフード」の点検ランプの点灯によってだった。台所のリフォームに関しては、この10年何の不具合もなく過ごしてきたし、現在もどこも調子は悪くないのに、突然「点検1・2・3」のランプが一斉に点灯し、何をしても消えなくなったのだ。

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洗エールレンジフードはこの10年、毎月洗浄ランプが点く度に洗浄をしてきたし、周囲もお湯で拭き掃除を続けていて、外見の美しさはほぼ変化はないし、ランプ点灯後も動作は正常で、普通に使えるのだ。取説で調べてみると、「フィルターの交換時期」を示すサインなのだそうだ。自分達ではどうしようもないので早速メーカーに連絡を取ると、フィルターの交換(もちろん有料)をしに来てくれるということだった。

洗エールレンジフードのフィルター交換

洗エールのフィルターとは、どこにあるのだろうと思っていたら、いつも洗浄している「回転するファン」の部分、この黒い円筒形のものが「フィルター」なのだそうだ。(ファンかと思っていた!)
洗エールのフィルターの交換時期は10年で、故障したからとかではなくいわゆる「耐用年数」と言うことで、時期が来たらランプが点灯して教えてくれるのだそうだ。(業者の方は背が高く、楽々「洗エール」の内部に手が届く人だった。よかね~)

新品のフィルター
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10年使って取り外したフィルターを見ると、油汚れがこびりついてはいるが、ベトベトという感じではなく乾いている。フィルター自体に損傷はなさそうなので、私のケチモードにスイッチが入り、「これ、綺麗に洗ったら又使えるんじゃ?」と業者の人に尋ねてみると、汚れを防ぐための塗装がもう剥がれたりしていると思うので、無理ですね、とのこと。言われてみれば、汚れを掃除したら傷が付くだろうし、塗装が更に剥がれれば故障の原因にもなるかもしれないな、と思い納得した(あきらめた)。

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新しいフィルターを取り付けるにあたり、取り付け部分の油汚れなどはかき取って拭き上げてくれたので、結局、洗エールの回転部分は「新品」同様になった。洗浄機能自体に不具合が出れば別だが、今まで通り機能してくれれば、洗エールレンジフードの10年後の末路だと思った結果は、心機一転、再出発!のスタートだった。これからも快適に、楽させてもらえることを期待したい。

内部が新品同様になった10年目の「洗エールレンジフード」
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