マイブーム!/携帯レジ袋

私はなんだかんだ、手作りするのが好きだ。気に入った手づくり品などに出会うと、すぐに自分も作ってみよう!と思ってしまう。このブログにも「手づくりしました」というカテゴリがあるくらいだ。

先日、私の教室の生徒さんから「これは何???!」と思う物をいただいた。一見するとコースター?のようにも見える大きさと形状だが、すぐには何か分からなかった。封を開けようとしたら「開けてはいけない!」とのこと。そのまま持っておく物だそうだ。説明によると、「携帯レジ袋」とのこと。バックの中に入れておけば、必要なときにレジ袋を取り出せるというのだ。中にレジ袋が3~4枚位入っているらしい。

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素晴らしい!と、このアイデア品にいたく感動した私は、すぐに作り方を伝授してもらった。私にこれをくれた人も、知り合いからもらって自分で作ったのだそうだ。一番最初にこれを考えた人はすごいと思う。私は心底感心しながら自分でも作ってみたが、使ってみて気づいた改善点などを加味して、自分なりの「携帯レジ袋」が完成した。それで、作り方を紹介しようと思う。


作り方/携帯レジ袋

  • 材料
    ①デザインペーパー(15cm×15cm) /1枚
    ②ペーパー①の1/4(7.5cm×7.5cm)/1枚
    ③厚紙      (7.5cm×7.5cm) /1枚
    ④紙の帯     (1cm×7.5cm位) /1枚
    ⑤レジ袋(小)           /3枚
  • 文具
    セロテープ、テープのり、
    カッター、鉛筆、定規、
    カッティングマット

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デザインペーパー①は市販の折り紙と同じ大きさのものを用意するのだが、折り紙より少し厚めの紙がよい。でも厚すぎると折りにくくなる。包装紙などは包むのに適切な厚みがあるし、100均で1袋20~35枚位入っているペーパーなら、強度も作りやすさも丁度良かった。

ペーパー①の裏側にエンピツと定規で、四つ角の交点を出すように(中央)に線を引き、その線に沿って、カッターで交点から四方にそれぞれ2.9cmの十字の切れ込みを入れ、窓を開けるように内側に角を折り上げてテープのりで貼る。
ペーパー②も同じようにして交点から2cmの切り込みを入れて折りあげたら、袋の取り出し口になる折れ目ギリギリに沿ってセロテープを貼って補強しておく。
この2枚を画像のように中央で重ね、窓が綺麗に配置できていることを確認したら、裏で2枚をテープのりで貼り付ける。これで外側の包み紙の準備が出来た。
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レジ袋(小)を②の大きさと同じ位に折りたたむ。定規などを使って、しっかり空気を抜いてたたみ、3枚(4枚位でも可)1組にしておく。
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包み紙の中央にレジ袋3枚を重ねて置き、その上に③厚紙を載せる。厚紙は何でもいいので、何かの包装箱などが要らなくなったら、こまめに切って用意しておくと良い。
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レジ袋の位置がずれないようしっかり押さえながら、包み紙の向かい合う2辺を折りあげてテープのりで留める。
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残りの2辺は、端を少し折り込んで角がきれいになるようにしてから折りあげ、テープのりで留める。
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表から見るとこんな感じで完成だ。このままでもOKだが、このままだと若干レジ袋を取り出すのが難しいので、取り出し用の帯を付けることにした。
④紙の帯は表を外にして半分に折り、さらに片側の手を中表に半分に折ってテープのりを付けたら、窓から差し込むようにして内側のレジ袋に貼り付ける。目打ちなどを使って窓を少し持ち上げると貼りやすい。帯の端は窓の中に入れ込んでおく。
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完成した「携帯レジ袋」
コンビニで「袋は?」と聞かれた時に、「ありますっ!」と言ってカッコ良く引っ張り出したい!衝動に駆られるのは私だけだろうか?ともかく、すごく気に入っている。
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これに出会ってからというもの、時間がある時や、隙間時間にコツコツと作っては友人にあげたりしている。まさにマイブームなのだ。いつでも作れるように、使う材料を一つにまとめた「携帯レジ袋制作ボックス」も用意している。(^^;)

※すべて100均のもの
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ここ数年、感激するほどの手づくり品には出会わなかったが、この「携帯レジ袋」は私の今年のベスト1になるのは間違いないだろう。考案した方、どなたかは存じませんが、ありがとうございます。これからも末永く愛用します。



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