ガーデンリセット#5/消毒

バラのある庭づくりや、庭仕事全般に関する多くのことを見直していこう!という我が家の「ガーデンリセット」。今回は「消毒」に関する見直しをしてみた。

福岡は今月15日に例年より3週間も早く梅雨入りして、このところ激しい雨の日が続いていた。梅雨支度をしないまま梅雨に入ってしまい、バラの消毒のことが気になっていたが、なかなか作業できずにいたので、今日の晴れ間は絶好の消毒日和となった。
とはいえ、なかなか作業できずにいたのはお天気のせいだけではないのだ。

今年の消毒作業は、今まで使っていたのとは違う農薬に変えたのが功を奏したのか、4月中に2回消毒して病気はほとんど出ていないし、裏の森がなくなったせいか、虫の被害も激減していて、バラクキバチの被害に関しては1本も出ていないのだ。なので、消毒作業としては順調なので、このままいつも通り(2週間に1度)定期的に消毒すれば済むことではあるのだが、5月に入ってからは消毒を控えていたのだ。その理由は「リク」の存在だ。ムクはバラをかじったりしなかったのだが、リクは届くところに咲いているバラの花をパクリと口に入れたりするのだ。いたずら盛りなので仕方ないのだが、消毒の農薬が心配なのでどうしたものかと思案していて、消毒をストップしていたのだ。

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折しも、久しぶりに「えひめAI-2」を作った時にハタと思いあたり、えひめAI-2で消毒できないかとネットで調べてみると、やっている人がいたのだ。とはいえ、希釈倍率も色々な意見があり、実際どの程度の効果が出るのかもよく分からないので、ダメ元でやってみようと言うことになり、晴れの日が来るのを待っていたというわけだ。
えひめAI-2の使用(消毒)に関しては色々な意見があるようだ。500~1000倍に希釈して使うという意見もあれば、20~50倍くらいが良いという意見もあるようだ。この差はどこからくるかと言えば、どうも、えひめAI-2の沈殿物を入れるか入れないか、の違いのようだ。沈殿物には沢山の微生物がいるが、しかし私達としては、沈殿物が入らない「上澄み液」を使う方がいいと思う。それは噴霧器のノズルが詰まるかもしれないという心配があるからだ。

左)完成したばかりの「えひめAI-2」
透明に近いものは、上澄み液を入れたもの。濁っているのは、沈殿物が多く入っているものだ。

右)うちで消毒に使うのは「上澄み液」

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※えひめAI-2の作り方はこちらの記事へ→



上澄み液には微生物が少ないので、あまり希釈倍率が高いと効果が弱まるということで、20~50倍の希釈を勧めている意見もあったが、実際の所よく分からないので、とりあえず過ぎたるは及ばざるがごとしで、「上澄み液」のみ100倍希釈で散布してみることにした。
庭全体で15L位の溶液を使うので、えひめAI-2は1回に150cc使うことになる。様子を見て効果がなければ、もう少し倍率を下げてみよう。

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たっぷり散布すると、えひめAI-2の淡い匂いがしてきた。

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実際、えひめAI-2を散布してみると、農薬と違い非常に散布が楽なことに気づく。

  • ゴーグルや、防護用の服を着なくても散布できるので、とても快適に散布できる
  • 周囲で家族が別の作業をしていたり、犬がいても散布できる。
  • 風が吹いて、隣家や通行人に迷惑を掛けることがない。

リクがすぐそばで見ているが、何の心配も要らないのは本当に助かる。

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風で、散布した液が私の方に飛んできたが、大丈夫!
夫は、いつもは防護用の服を着て一人で消毒をしなければいけないのだが、これなら一緒にバラの様子を見ながら作業できるので、消毒が楽しくなる、と言っていた。

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えひめAI-2での消毒が有効なら、今後のガーデンライフは劇的に楽になるだろう。効果のほどは、今後観察してUPしていこうと思う。



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