作品集/アルバム用の撮影中!

毎年2月に行われるイベント「手づくりフェアin九州」が先月2月21、22日に終了し、パーチメントクラフトに於いては1年で最も忙しいこの時期を、何とか乗り切ることができた。これが終わらないと、私たち(手づくりフェア実行委員の講師陣)に春は来ないのだ。

フェアが終わったので「春が来た!感」はあるのだが、私にはもう一山、超えなければならない仕事が待っている。手づくりフェアin九州に出展してくれた生徒作品の作品集/アルバム制作のために、生徒さんに作品を返還する前に、写真撮影をしなければならないのだ。

撮影日和?

作品が出来上がったら三々五々写真を撮っておけば?と思うかもしれないが、そう何度も撮影準備なんかしていられないし、第一、撮影をするのは同じ日に撮らないと、天候のせいでそれぞれの作品が全く違う色調になったりする。窓のない場所で、ライトをたくさん使って撮れば同じ光量になるのだろうが、そんな場所も設備もない。私にあるのは、もう何年も前に作った「198撮影BOX」だけだ。198とは198円で出来たので、そう呼んでいる。

おてんとうさまの力も借りないと撮影できない、そんな貧相な設備しかない場合(うちのような)の撮影は、曇りの日に限る!お天気が良いと光量が多すぎてパーチ作品の特徴である「白」が白飛びするからだ。それに雲が少しでも太陽にかかると色調も変化する。とにかく、どんよりと厚い雲がかかっている位の日が丁度よい。今日は絶好の撮影日和だった。

撮影BOX

物置部屋から撮影BOXをひっぱり出してきて、スタジオに使っているコンサバトリーに設置!(というほど大がかりではない、まあ置いただけ。)

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他に使うものは....
背景になる100均のフェルトをクリップで留めて、ノアブライト(スイッチが着いた蛍光灯)は天井板の上に設置、レフ板にする白のプラ板と黒い紙は手前に置き、周囲にはスタンドで光を当てるetc....という感じだ。

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撮影準備

今年の作品のフレームは「ペーパーフレーム」で、ガラスやアクリル板がないタイプだったので、うちの教室の作品には保護としてアクリル板を取り付けてしまったため、撮影する際に反射して邪魔なので、一旦作品のフレームを開けて、別のアクリル板がついていないフレームを仮にかぶせて撮影することにした。

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ペーパーフレームは薄くて自立しないので、ブックエンドを2つ置いてそれにフレームを紙ばさみで留め、できる限り水平垂直になるように撮影した。ブックエンドが動かないように、後ろに重しとして置いたのは、主人が職場でもらってきた「永年勤続表彰」記念の大きなクリスタルの飾り物?だ。やっと使い道があった!って感じ。

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しかし、毎年のことながらプロではないので、対象と正対して写真を撮るのは至難の業なので、最後は画像処理(フォトショップエレメント)でトリミングして水平垂直になるよう加工するのだ。撮影してはパソコンで確認し、まずいものはまた取り直し...。とりあえず、アルバムのメインになる画像は何とか撮影することができたと思う。あとは様々な角度からスナップ写真を撮って、アルバムを完成させられるよう頑張りたいと思う。

最初は机の向こうでおとなしく見ていたムクだが、いつの間にか撮影監督にでもなったように、カメラの前に座っている。どいてちょうだいね~!

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