ペットドア

今日ついに福岡にも梅雨入り宣言が出た。先日の梅雨支度の折りに、少しだけ登場したワンコは、6月2日から我が家の一員となった。名前は「ムク」。我が家に来たその日の夜のムク。「ぶたまくら」で何故かリラックスしているように見える。

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ムクのプロフィール

ムクは友人から譲り受けた「保護犬」で、年齢も素性も分からない。動物病院の見立てでは、5~7才位?かそれ以上だろうということ。オスで、シュナウザーとプードルのミックスではないか?とのことだが、本当のところは分からない。首輪もチップも去勢もなしで、5月1日に私の友人が保護し、警察や動物保護センターや動物病院など、できる限りを尽くして探しているが飼い主は見つからず、友人宅ではネコが数匹いてこれ以上は飼えない為、もらい手をずっと探していたそうだ。
イイ子なのに誰ももらってくれなかった理由は「大きい」ということらしい。最後に私に話が来た時に、犬種が「シュナウザーとプードルのミックス」と聞いて「あ~、そういう小さい犬は好きじゃないんよね....」と言うと「小さくない、小さくない!体重11㎏、体長80㎝位ある!」とのこと。「大きいなら、会ってみるかね~」ということで、飼うことになったのだ。

初めての室内飼い

6月2日にムクが来てから、我が家では初めての「家イヌ/室内犬」で、色々と必要なものを準備したり、生活パターンを変えたりと目まぐるしい3週間があっという間に過ぎた。
最初から、かなりのレベルでしつけが出来ているワンコだったが、慣れてくるといくつか問題点もあることがわかった。
特に夏本番に向けて、外出する時どうするかを試行錯誤している。基本的には1階のリビング・ダイニングで過ごすことが多いので、ここのクーラーをつけっぱなしにしていくのが一番良いかなと思うのだが、ムクは賢くて台所のドア(引き戸)を簡単に開けてしまうので、冷房が垂れ流しになってしまう。先日、短い時間出かけるときに引き戸につっかえ棒をして閉じ込めてみたら、引き戸の端をガリガリひっかいてこじ開けてしまっていた。どうしても、私たちが出かけるときに玄関まで追いかけてきて後追いしたいらしい(しつけが必要だ)。それで、無理やり閉じ込めても良いことはないので、戸を開けなくてもいいように「ペットドア」を着けることにしたのだ。

ぺっとくぐ~る2(中)/取りつけ作業#1

ネットで探して注文したのは「ぺっとくぐ~る2」というまんまの名前のペットドアだ。ドアに自分で穴を開けて取り付けるものだ。届いたのは昨日だったので、昨夜早速、取付作業を行った。

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取り付ける場所は、キッチンの突き当たりから廊下に出るための引き戸で、ここに着ける予定だ。

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センターを確認して、ネジ留めする位置に極細のドリルで穴を開けて印をつける。

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穴の周囲にH310mm×W218mmの大きさの線を引く。この大きさが切り取らなくてはいけない大きさだ。添付の取付説明書が型紙にもなっているのでそれを使うと便利だが、ドアの向こう側とこちら側に正確に合わせられるか分からなかったので、ドリルで穴を一気に開けた方が早いと思ったからだ。

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廊下側の面にまで到達するよう穴を開けたので、廊下側にも線を引いておく。

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罫書きの四隅に、ノコギリの先端が入る程度のドリルで再度穴を開けて、ノコギリで一気に切っていく。ドア表面の板は、こちら側と向こう側と2回に分けて切らないといけないと思っていたら、何と、一度に両面が切れてしまった。思っていた以上にドアが薄かったのだ。切り口はヤスリをかけてきれいにしておく。

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とりあえず、ムクが通れそうか座ってもらった....大丈夫そうだ。

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それにしても、このドアがこんなに薄いとは計算外だった。ドアのデザインが額縁仕立てのようになっていて、外側は3cm位の厚みがあるのに、段差の内側は1cmしかなかった。しかし、このペットドアが取り付けられるのは....2.8cm~3.6cmだった!このままでは取りつけられないので、とりあえずどうするか考えることにして、昨夜はここまでで作業を終えた。

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ぺっとくぐ~る2(中)/取りつけ作業#2

一夜明けて色々案を出し合った結果、周囲に角棒を取り付けて必要な戸厚分をかさ上げして設置しようということになり、とりあえずあるもので仮置きしてみたらうまくいきそうだった。

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改めて、サイズの合う角棒を買ってきて、色を塗り、乾いてから取り付け作業を行った。

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フレームでドアを挟む構造になっているので、対応サイズの2.8cmになるように、ドア厚1cm+角棒1.8cmH(W1.2cm)をキッチン側に取り付けて、向こう側とこちら側からフレームを合わせて....※ドアの向こう側/廊下にあるゴミ箱が丸見え...^^;

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四隅をネジ留めする。付属のネジが2種類(長・短)あって、戸厚が薄い場合は短い方を使用するようになっていた。最後にネジ隠しのキャップをはめて、完了!

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廊下側は壁側に引き戸が来るので、フレームはドアにピッタリ着けて設置し、キッチン側は隙間に余裕があるので、角棒で厚みをつけてフレームを設置している。

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実際に、何度かムクに練習して通ってもらったが、うまく通れるようだ。
必要な場合はここを通れないように、「目隠しパネル」も設置できる。

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これで、真夏でも部屋の温度が一定に保てるようになると思う。私たちの意図をくんで、もうドアを開けっ放しで出入りするのはやめていただきたい。分かった?ムク!

ビフォアー / アフター
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