ブナの剪定

昨日は、午後から少し時間が出来たのでこの寒い時期に行わなければいけない、庭木の剪定を行った。木々の干渉や樹形を整えるために、毎年気になるところを少しずつ剪定している。カツラは去年かなり剪って今年は特に何もしなくて良かったので、ブナだけ切ることにした。

ブナは、左に「エゴノキ」右に「カツラ」があって、どうしても枝先が干渉し合う。
どちらを剪るかは、その年によって決めているが、今年はブナの方を剪ることにした。
剪るのは2本だ。
左は「エゴノキ」と干渉し合っていて、この枝がなくなれば全体として真っ直ぐにすらりと立っている感じになるからだ。右は、やはり全体のバランスとして要らないかな~という枝だ。これらを剪れば、ブナの株元も少しは陽当たりが良くなって明るくなりそうな気がする。

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まずは、枝分かれしている所を軽く剪ってみる....。下から見上げると、空に向かって木々の枝が広がっているのが美しい....。
シルエットで見える去年から使っている「電動ノコギリ」もうれしい!(楽だ~)

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では本格的に、左側をバッサリ....なくなってすっきりした!右側も、この調子で....

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....写真では主人が一人でやっているように見えるが、何せ枝が太いので、剪っている間は私がぐらつかないよう脚立をおさえ、娘が枝を支えてノコギリがうまく入るようにサポートしているのだ。

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水を集める木「ブナ」

ブナは「水を集める木」とよく聞くが、土壌だけではなく木の内部にも水を貯めているとも聞いている。今までブナを剪定しても、水が出てきたことはなかったのだが、今回2本剪った方の片方から、じゃーっと水が出てきたのには驚いた。その時の水の後が幹についているのがわかるだろう。
まだノコギリを入れていた途中で、切り口からちょろちょろではなく一気にざーっと出てきたのだ。多分100cc近くは出てきたのではないかと思う。剪ってしまってから、水が出てきた方の剪り口を見てみると、これを見る限り虫が入っていたのではないかと思える。導管の部分に虫が入ってその穴に水が溜まっていたのかな....とみんなで勝手に推理したのだが....。それにしても、ブナの保水力は噂通りのようだ。

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虫食いらしき部分はほじくってみたが宿主はおらず、溺れ死んだ?(んなわけなかろう!)もしくは、水攻めに合い上に登って、剪定した方の幹にいるのではないか、などとさらに推理は果てしなく広がったが、まあいいかということで、一応薬を入れて剪り口に癒合剤を塗り、作業は小一時間で終了した。剪定後のほっそりしたブナは、いい感じ!

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