真夏に咲くバラ

とうとう9月。HPのリニューアルオープンも無事に終わって、気持ち的には人心地ついたが、正直疲れた。リニューアルオープン後の最初の記事は、やはりHPやブログについて書くべきなのだろうけれど、そんな気にもなれない....やっぱり、気分転換は「庭」だろう。

八月「葉月」というが、これは旧暦の8月なので、新暦では9月上旬から10月上旬の秋にあたるため、葉の落ちる月「葉落ち月」が転じて「葉月」になったとする説がある。時期的には、丁度今がその「葉月」に入った頃だ。「葉の落ちる月」とはよく言ったもので、我が家の庭に出ると、まさしくその感がある。
毎年8月中旬頃から「エゴノキ」は葉を落し始める。「えっ?もう?!」と思うのだが、お盆過ぎ頃には日に日に落葉が増えていき、今朝の様子を見るともうずいぶんと葉が減って、きれいな実が沢山ついているのが目立つようになっている。最近はこの実を大好物にしている「ヤマガラ」が頻繁に庭に来るようになった。今朝も、バラの水遣りをしながら「ヤマガラ」があちこちをコンコンコン...とつつく音を楽しんだ。

エゴ


このところ朝夕は涼しさを感じるようになったが、今年の夏、特に8月は、本当に暑かった。
それでも、8月の暑い最中にそれなりに咲くバラがあり、しかもそれが意外なバラだったりするのだ。8月のHP閉鎖中に咲いていた「夏のバラ」を紹介しようと思う。

本当は強い!?「ミミ・エデン」

病気ばかりしているバラ、と聞かれると上位に名前が出るのではないかと思われる「ミミエデン」。確かに、ミミエデンは「持病は、黒点病とうどんこ病です...」みたいなバラで、春先の一番花などはほとんどまともに咲かない気がするが、考えてみると毎年夏の真っ盛りに、なぜか咲く。ものすごくきれいに咲くわけではないし、ものすごくたくさん咲くわけでもないが、なぜか「....今頃ですか?!」と思う時期に咲くのだ。
「病気を克服するため」と勝手に理由をつけて、一日中カンカン照りの日向になるところに、長年置いている。一日中日向ということは、雨が降ればずっと雨ざらしという環境だ。
今年はお天気続きで、今朝は赤味がかった新しい葉もけっこう出ていて元気そうだ。
この画像は8月14日のミミエデンの様子。

ミミエデン

唯一のバラ「ラ・マリエ」

河本バラ園のバラは非常に美しいものが多く、女性なら誰でも魅了されるバラばかりだ。
私も「魅了」されていくつか買ったが(ガブリエル、ル・ブランなど)、唯一このバラ「ラ・マリエ」だけが残った。もちろん他も育てられないわけではないのだが、この蒸し暑い福岡の環境で、ほとんど美しく咲かせることが出来なかったのだ。バ組のアバウトな知識とゆるい精神では、難しかったと言わざるを得ない。
その点「ラ・マリエ」はバ組の「適当なゆるい世話と放任」の中でかなり美しく咲いてくれるバラだ。ラ・マリエもミミ・エデンと同じカンカン照りの環境にあるが、色あせもなく咲いているのは「お見事!」です! 8月14日のラ・マリエ

ラマリエ

ずっと咲いているバラ 1
「ホワイト・メイディランド」

このバラは、いちいち写真を撮る気にもならないほど夏の間もずっと咲き続けているバラなので、8月中も咲いていたが写真を撮らなかった。ところが今朝の様子を見てみると、少し涼しくなったせいか「秋バラ」の様相を呈しているではないか....という咲き方だった。本来は白バラだが、秋はピンクがのってくる。そしてなぜか1輪、ボタンアイが見える咲き方をしている(左下の画像)。このような咲き方をしているのをはじめて見たと思うので、これだけ「突然変異?」かも。 画像は今朝のホワイト・メイディランド。

ホワイトメイディランド

ずっと咲いているバラ 2
「ストロベリー・アイス」

これも本当にずっと咲いている。植えている場所が悪いのかもしれないが、けっこう葉には黒点病が出ている。でも、咲く。かまわず、咲く。美しくなくても、咲く。

ストロベリーアイス

その他、咲いていたバラ

8月14日に咲いていたバラ

上/クロチルドスーペル(粉粧楼)、オデッセイア
下/せん、真宙

8月のバラ

今日咲いていたバラ
せん

せん


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