2017オープンガーデン後記#2
今年も、去年に引き続き2週にわたりのべ3日間オープンガーデンを行った。
去年は、当初予定していたオープンの日程よりも早くバラが咲き出したため、1週前に先行してオープンしたが、今年は当初の予定よりバラの開花が遅れてしまったので、オープンの翌週も再オープンするということになった。
毎年天候が変わるので、思い通りにはなかなかいかないのは仕方ないが、毎回ハラハラしてしまうので、来年からは5月の第2週と第3週をオープンさせようと考えている。まだ決定ではないが、そうできたらいいなと思っている。
思えば、この5月は宗像ではほとんど雨が降らなかった。降ったのは、私の記憶では3日だけで、そのうちの1日は嫌がらせのごとくオープンガーデンの初日、12日の午後からの土砂降りに近い強い雨で、他はお湿り程度の雨だった。
雨が降っていないせいで、今年はバラの病気や花の傷みも少なく、美しい花を見ることが出来た。
オープンガーデン後から今日までに撮ったバラの様子を紹介しよう。
レッチフィールド・エンジェル
今年は日当たりの良い所に鉢を移動したため、花付きも良く美しい花を咲かせてくれた。花保ちも、私がこれまで思っていたよりもかなり良いことがわかった。
ホワイト・メイディランド
オープンガーデンが終ってから本領発揮している「ホワイト・メイディランド」。大抵のバラは調子が良い年と悪い年があるが、このバラが調子が悪いというのを今まで見たことがない。我が家のように半日陰~日陰でも花付きは抜群だ。
私が思う欠点は、鋭いトゲと横張性、香りがほとんど無いということ位だ。お店でこのバラを見つけたら、絶対「買い!」のバラだと思う。
KIZUNA
ほとんどのバラが今年は調子が良いのに、「KIZUNA/絆」は花付きが良くない。多分日当たりが悪いからだと思う。しかし、花自体はとても美しく咲いている。今年の冬は堀り上げて別の所に移す予定だ。
ミミ・エデン
雨が降っていないおかげで、花の傷みがほとんど出ていない「ミミ・エデン」。いつもこの位はきれいにしていて欲しい....
ラ・マリエ
河本バラ園のバラで、唯一我が家で生き残っている「ラ・マリエ」。花がどんなに美しくても、病気がちできれいに咲かせること自体が難しいバラは「バラ愛好家」の方や、自分を「ロザリアン」と呼べる方むきで、「バ組」にはむかないと思う。
河本バラ園のバラの中で、このバラは「バ組」でも大丈夫と言えるバラだと思う。
ミニバラ
ミニバラは結構難しい....と、私はいつも思う。
小さいだけに病気にもなりやすい気がするし、枝も細~いのがごちゃごちゃと....!
....ええ~い!しぇからしかね~!と思う。でも、こんな風に咲いてくれると、我慢して世話して良かったと思う。我が家にあるミニバラで、あまり紹介したことがないミニバラのいくつかをUPしてみる。
須恵姫
小さな、小さなカップ咲きのミニバラ。
今年は非常に美しく咲いた「須恵姫」。
バーレッタ・フォーエバー
フォーエバーローズのミニバラで独特の花形をしているので、多分「バーレッタ・フォーエバー」で間違いないと思うミニバラ。この手のミニバラは、小さくても花形が美しい物が多いのに、タグのほとんどが「ミニバラ」としか書いていない。是非「本名」をタグに書いて欲しいと思う。
八女津姫/レンゲローズ/白れんげ
レンゲのような花形に咲く「八女津姫」。別名「レンゲローズ」、白花は「白れんげ」と呼ばれる。
ジューン・ベリー
最後に....、もう明日で6月になる。裏庭では「ジューン・ベリー」が沢山実を付けている。
前庭のブルー・ベリーは食べられないが、ここだけはバラの消毒が影響しないので、収穫して食べることが出来る。しかし手の届くところにあるのはわずかだ....ほとんどは鳥と虫のごちそうになるのだろう。