2017バ組の/冬来たりなばバラ遠からじ④

冬のバラの手入れ4日目で、既にかなり疲れている。それでもやるべ!と思えるのは晴れているからに他ならない。晴れている割に暖かい、このように「やるしかない!」と思わせてくれるロケーションは、年を取るほどに大事になってくる。明日は少し雨模様という予報があるので、とにかくできる限りのことをやっておこう。

アイアンフェンスとパーゴラのバラたち

我が家の庭で「一等地」ということになるのかわからないが、南側のアイアンフェンスとパーゴラには、3本のバラが誘引されている。正直、このメンバーで良いのかは疑問もあるのだが....

フェンス左側/ウィリアム・モリス  右側/ジェーン・オースチン  パーゴラ/ニュードーン
アイアンフェンスとパーゴラのバラ

ウィリアム・モリス

私の超・お気に入りのバラ。数年前にものすごく咲いてくれたのだが、この1~2年は調子が悪い。この場所も、庭の中ではなく道路側に向かって咲くので、そのつもりで誘引している。

左/剪定前          右/庭側・誘引後
ウィリアムモリス

ウィリアム・モリス/道路側・誘引後
ウィリアムモリス1

ジェーン・オースチン

ジェーンオースチン前

ついにオースチン社のカタログ落ちになった「ジェーン・オースチン」。
娘のお気に入りでここに植えられているのだが、カタログ落ちになるのもわかる気がする。というのも.....
毎年毎年「どうする、これ!?」と言うのが合い言葉になるほど「バラの林」のように枝がまっすぐに林立するのだ。できる限り枝を寝かせて誘引しても、そこからたくさんのシュートが真上に長々と伸びる。その結果、毎年こんな状態になるのだ。
一番花はそれなりに咲くが、次はもう長~い枝先にぽつぽつだ。
一度、短く剪ってブッシュ仕立てにしてみたことがあったが、剪った所から出た枝がただ真っ直ぐに伸びただけで何の効果もなく、林の本数が増えただけだった。あまりよろしくない質のバラだが、それでもここに植えられているのは、花型とジェーンの香りが素晴らしいからだ。


とにかく、ジェーンを「思いきり咲かせたい」というのが願いなので、今年は思い切った誘引をしてみた。アイアンフェンスには数本の枝を残し、新しく出たシュートを中心に、パーゴラの支柱に誘引してみることにした。株元から支柱に向かって緩いアーチを描いたような格好だ。これで少しは花数が増えるだろうか....
ジェーンオースチン

ニュー・ドーン

パーゴラの主は「ニュー・ドーン」。恐ろしいトゲとイバラのような枝ぶりからは想像もつかないほど優しいピンクの花を咲かせる。つるでありながら四季咲きで花付きもとても良い、お気に入りのバラだ。お気に入りだが(ヒマラヤンムスクと共に1、2位を争う)「触りたくないバラ」なので、近年はできるだけ解かずに不要な枝などを剪定し、伸びたシュートを誘引していく、という方法で手入れをしている。

剪定・誘引後/庭側から見たところ
ニュードーン

剪定・誘引後/道路側から見たところ....パーゴラの曲線と一体化している
ニュードーン1

ストロベリー・アイス

庭の南西の角際に植えている「ストロベリー・アイス」。「ボーダーローズ」という名前も有り、同じバラだがうちでは「ストロベリー・アイス」で呼んでいる。これもトゲが多く横張性でイバラのような枝振りだが、とにかく良く咲くし、花保ちも良い。めっちゃ簡単で強健なバラと言っていい。
初心者にはおすすめだが、私たちのようなめんどくさがりのバ組にもおすすめのバラだ。

剪定前          剪定後
ストロベリーアイス

樹木の剪定

夕方になってきて、最後に落葉樹の剪定をした。庭木が年々大きくなり、お互いに干渉してきているのと、南側の道路に枝が張りだしているのが気になるので、毎年様子を見ながら整枝しているのだ。
これは、道路側に張り出した「カツラ」の枝を剪っているところ。植木屋さんには頼まずに、自分達で毎年適当に剪っているのだがオープンガーデンの時などに「樹木の姿がいいですね」と結構言ってもらえるので、これでいいのだろうと自画自賛している。「カツラ」の他に、「ブナ」「エゴノキ」を剪定した。
木の剪定

今日の作業はここまでで、少し遅めの5時半終了だった。

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