オープンガーデンの後に....

先週末にオープンガーデンが終了した時点で、自分たちの中では「今年のバラもほぼ終わり~」と、心の中ではすでに冬の庭仕事の方に思いをはせている状態だが、実際は、これから花柄を剪って梅雨入りに備えなければならない。そんな中、四季咲きのバラはお構いなしに2番花をあげてきているし、オープンガーデンが終わってしまった今頃、咲き出したバラもある。そんな奥手のバラが残っている昨日、東京からお客様がみえた。

昨日頑張って咲いていた「ニュードーン」↓

ニュードーン

東京からお客様.....??!

というのは....

先日、オープンガーデン2日目に来られた早良区のB様が、
東京からわざわざ福岡の庭を見に来たご友人を、我が家の庭にも案内して来て下さったのだ。

うちに来る前にも何件か庭を見て来られたらしく、おいでになったのは5時半過ぎ頃で、うちの後にももう1件まわるということだった。

皆さん「目利き」の方々ばかりで少し緊張したが、どうやっても「バ組」の庭なのだし、それ以上にもそれ以下にもならず、普段通りの庭の様子を見て頂くしかなかったし、それでいいなら見て下さい、というのが我が家のオープンガーデンなのだから....となかば開き直っているしかなかった。

でも、やっぱりもう少しきれいにしておくべきだったかも....

見学



我が家の庭にある植物のほとんどを知っておられ、バラのことにも詳しい方達だったので「バラに花がない」のが申し訳なかったが、花を見なくても「葉を見ればわかります!良く育てておられますね」みたいなことを言って頂けたので、超・嬉しかった!

※お母さん「超」は古いよ~と、娘が言っております....

見学1



また、パーチメントクラフトのことも聞きたいとのことだったので、
コンサバトリーに入ってもらって、説明することも出来た。

コンサバからの庭の眺めも、皆さん気に入ってくださり「雨の日も良いでしょうね~」と言って下さった。

よく分かっていらっしゃる!!!雨の日はずっとここにいたい気分なのだ。


お花



我が家の庭を、わざわざ見に来て頂けただけでもありがたいことなのに、お花や苗など、お土産まで頂いてしまい恐縮だった。
特にうれしかったのは、頂いた「シセンウツギ」の花付き苗。↓ 
我が家にはヒメウツギがあって、すでに花は終わって一つもないが、調べたところでは、ヒメウツギの花が終わる5月頃に咲き始め、10月頃まで咲続けるのだとか....!こういう小さくて白い花は咲いているだけで癒されるし、葉がヒメウツギよりもかなり濃い深緑で、美しい!和風な中にもモダンさが感じられて、我が家の庭にもバッチリ合いそうだ。大切に育ててみようと思う。
      ありがとうございます。

シセンウツギ

今頃になって咲いているバラ達

その他、オープンガーデンでは見られなかったがこの日には咲いていたバラ達を撮ってみた。
ひっそりさいているのもあったので、皆さんのお目に留まったかどうか....

ラブリー・メイアン

先ほどのニュードーン(アイアンパーゴラの)足下に顔を出している「ラブリー・メイアン」
毎年相変わらずの遅咲きだが、今年は特に美しく咲いている。花径4~5cm位で小さいバラだ。
黒々としたアイアンの間から顔をのぞかせた様子は、その名の通り「らぶり~」だ。

ラブリーメイアン
ラブリーメイアン1

ゴールデン・メダリオン

我が家のバラで数少ないハイブリットティー(HT)のこのバラも、かなりの遅咲きだ。
このバラの「黄色」があまりに美しく、つい買ってしまったが正解だった!

ゴールデンメダリオン

スーパーグリーン


スーパーグリーン



これも、HTで花色に惹かれて買ったけれど、切り花用の品種らしく地植えにしているせいか、病気がちだ。

その為なのか、植えた場所(木陰になる所)が悪いせいなのか、毎年ろくな花が咲かないのだ。

それが、今年はなぜか一応咲いた!

花弁が厚く、巻きがきつい。
なので、雨には強いだろうし花もちもいい。

...とは思うのだが....

こういう、植えていても「思い」が入らないバラが何本かある。
手入れをしないわけではないが、なんとなくおざなりだったり、一番最後になったり、時には忘れられたり....

こうしてみると、美しいバラなので、ちゃんとしてやらないといけないと反省してしまった。










セシル・ブリュネ

数年前に、花形や咲き方がとても気に入って買った「セシル・ブリュネ」が、実は「つるセシル・ブリュネ」で一季咲きだったため、再度、四季咲きの「セシル・ブリュネ」を探して植えたのがこれ。玄関の植え込みに植えているが、花が小さいので気づかれないことも多い。
小さな小さな高芯咲きのバラのような蕾が、咲いてしまうとポンポン咲きのようになる。そしてこんなに小さいのにボタンアイが....!私は大好きなバラだ。

セシルブリュネ

その他/サマーソング、クレマチス・ダイアナ

左/「サマーソング」は、我が家の庭でパット・オースチンと並んで、唯一(唯二?)存在を許されているオレンジ系のバラだ。いくら私が「朱色のようなオレンジ色」が嫌いだからといっても、この色は拒めない。しかし「サマーソング」とは名ばかりで、暑さに弱いらしいので、うちに来てからはずっと日陰の身だ。去年は「カツラ」今年は「トネリコ」のお膝元に身を寄せている。

右/プリンセスダイアナ(クレマチス)

サマーソング、他


これらの他に、山アジサイなど他の植物もぽちぽちと咲いていたのだが、バラの花は少なかったので残念だったけれど、いたく気に入って下さり、また来ます!と言って頂いたので感激だった。
我が家の庭は、自分たちが良ければそれでよい-管理しやすい庭を作っているだけで、「人に見せるために作った庭」ではないので、目利きの方にはご満足頂けないだろうと思っていたが、「それでいいんですよ!」と共感して下さったので、この路線でこれからも頑張ろうと、思いを新たにしたひとときだった。

   遠い所をおいで下さって、励みとなりました!ありがとうございました。

コメント


認証コード1414

コメントは管理者の承認後に表示されます。