2016 バ組の冬/2日目

ビエネッタ

今年は暖冬だそうだ。普通は、冬の晴天は冷え込むことが多いのだが、今日もお天気が良くて暖かかった。そのせいだろうが、今頃咲いているクレマチス「ビエネッタ」。色が抜けたようになっているので、もう咲いてから何日も経っているのだろう。バラも、暖冬のせいでまだ休眠していないものが多く、鉢植えの土替えができない状態だ。なので、今日も地植えのバラを中心に剪定・誘引した。朝9時作業開始。

オベリスク仕立てのバラ2株。今年は殆どのバラの調子が良くなかったので、太い幹のものだけを残して枝数をかなり減らしてみた。花数は少なくても、株に元気が出れば良いと思っている。
     左/マダム・アルディ           右/シャンテ・ロゼ・ミサト

マダムアルディ
ミサト




























枕木に誘引しているザ・ジェネラスガーデナー。このバラはとにかく樹勢が強くて、毎年いやというほどシュートが多く出る。調子に乗って枝数を多く残すと、とんでもない大きさになる。それでも、立派なシュートが沢山あるとつい残したくなってしまう。「今年は剪る!」と決めたので、ごっそり剪って3本しか残さなかった。庭の内部から見るとちょっと淋しいが、南側の道路側に全部誘引しているので大丈夫だ。

ザジェネラスガーデナー

大仕事/アーチの交換

金属製のアーチは(よほど高価な物でないと)早晩サビが出て腐ってくるのはわかっていたことではあるが、庭にあるアーチの1つが、経年変化でかなりボロボロになっているため交換が必要となっていた。けっこう形が気に入っていたのだが同じ物は見つからず、他のアーチを購入せざるを得なかった。今日は午後から、そのアーチの交換を行った。
交換前のアーチはこのような状態で、両側にぎっちりバラが絡めてあるので、これを交換するのは かなりの大仕事になった。

アーチの左/鉢植え          アーチの全景       アーチの右/地植え
スピリット・オブ・フリーダム                  フォール・スタッフ

アーチ


鉢植えのフリーダムは、タイロープをはずせばすぐに移動できたのだが、地植えのフォール・スタッフは枝が堅い上に、アーチの中を通ってしまった枝があり、アーチを引き抜くことが出来ない状態だった。それで、アーチを切断してはずすことに!バラの幹の方を切らないように....

アーチ1


数カ所を切断して、やっとフォール・スタッフからアーチの上部をはずすことができた。
あとは、アーチの下部を掘り出してしまえばOKだ。

アーチ2


はずしたフォール・スタッフは支えが無くなったので、とりあえず枕木に寄りかからせておき....、新たなアーチを仮置きして位置を確認する。このアーチは、かなりの安物で見栄えもあまりよろしくないが、バラが巻き付いたら分からないので、いいか!ということになって購入した物。前のアーチより間口が20cm位広いようなので、鉢植えを置いていた所までずらして設置することにした。

アーチ3

アーチとフォール・スタッフ



アーチを設置し終わり、かなり混み合っていたフォール・スタッフの枝を相当減らして誘引が終わった所。

フォール・スタッフは直立性が強く、真っ直ぐ伸びて上の方で咲くので、あまり花を近くで見られないことが多い。それで、枝先で枝垂れるように咲いてくれないかな...と期待して、アーチの上から枝を長く残してみた。

     * * *

どんなふうに咲くのか....、毎年誘引しながら次の春の様子を思い浮かべてみるのは、冬のバラの手入れの楽しみの一つだ。正直、バラを植えていて、これが一番楽しいのではないかと思う。自分たちが思うままに剪定・誘引したバラが、イメージ通りに咲いたにしろ、咲かなかったにしろ、それはまた次の剪定・誘引の参考になるのだから。




樹木の剪定

我が家の樹木は、トネリコを除いて全てが落葉樹なので、樹木の剪定も冬に行う。気に入って植えた木が、どれもけっこうなスピードで大きくなるものばかりで、毎年数本は枝を剪ることになる。
今日は、作業の最後に「カツラ」と「エゴノキ」の伸びすぎた枝を剪った。
カツラは、南側の道路の方と東隣の「ブナ」の方へ競争するように伸びている枝を剪って、ブナと枝の干渉が無くなった。

カツラの剪定


横張性のエゴノキだが、毎年少しづつ整枝していったおかげでずいぶん上へ伸びた形になったが、
よく見るとブナと変わらないほど背が高くなっている。(左の画像:左/エゴノキ、右/ブナ)
剪るのが大変になってきているが、道路の方へ出た枝は少し剪っておいた方が良いだろう。
これを剪って、今日の作業も午後5時で終了した。

エゴノキの剪定


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