今どきの冷蔵庫....

7月中は、けっこういろんなことがあったのだが、ブログを書く気になれなかった....。
「バラはどうした !!!?」というお叱りの声も聞こえてきそうだが....なにせ!暑かとですよ~~。
毎日、バラに水をやるのが精一杯で、暑いお外で写真なんぞ撮る気になれやしませんがな!
それで今日は、7月に我が家にやってきたちょっと涼しいものを紹介しようと思う。

 7月14日の朝、我が家の冷蔵庫が突然こわれた!フレンチドアの内側についている「回転仕切体」と呼ばれるフラップのような所の取付下部が割れてしまったのだ。後で調べてみたら、ここは壊れやすいらしい。部品交換も考えたが、問い合わせてみると我が家の冷蔵庫は10年も前に購入したもので、部品はあるが出張交換で13,000円もするとのことだったので、とりあえず買い直すとしたらどんなのがあるのか見に行くべ!...ということになった。
我が家では大物の家電品を買う場合、まず行きつけの家電量販店エディオンに行って、根掘り葉掘りいろいろ質問して、購入対象を1~2つに絞り、カタログを頂いて一旦帰る。そして、カタログを見つつネットの口コミと価格を調べ、それで納得がいったものを買う....というのが常だ。
ところが、今回はなぜか店頭で説明を聞き、じゃあこれにしよう!と即決してしまったのだった。
結果やいかに....!

今どきの冷蔵庫/日立冷凍冷蔵庫 R-X5700E

家電品を買う時あれだけ慎重に選ぶくせに、私たちはテレビのCMというものを全く見ていない。....というか、テレビCMがあるいわゆる民放系?の番組を全く見ないので、当然のごとくCMも見ないのだ。外出先などでテレビのCMを見ると、新鮮な気がするほどだ。それで冷蔵庫を下見に行ったときに、「CMなんかでご存じでしょうけど....」と言われたが、「いえいえ、今どきの冷蔵庫のことなんか全く知らないですよ!」という状態だったので、今どきの冷蔵庫について1から教えてもらうことになった。パナと日立が最初から候補に上がり、最終的に私たちが選んだのは「日立冷凍冷蔵庫 R-X5700E」。私たちはあまりメーカーにこだわりはなく、良いと思えればどこのメーカーでも構わない。前の冷蔵庫は三菱だった。そして、今どきの冷蔵庫は、電気代が驚くべきことに!1年間/4,500円~4,900円程度なのだ!すごい省エネ!

そして、何と翌日の夕方には配達してくれて、あっという間に冷蔵庫が新しくなった。
この新しい冷蔵庫を使ってみて、予想以上に良かったので、こうしてブログに書くことにしたのだが、以前の冷蔵庫の写真が1枚もなく、撮り貯めた過去の写真の中から、かろうじて1枚かすめ撮った(?)ようなものが見つかった。
左の○の所にかろうじて写っているのが前の冷蔵庫(リフォームの時に撮ったもの)だ。我が家の冷蔵庫の設置場所は奥行きが1mあり、前の冷蔵庫はかなり奥の方に置いていたことがわかる。右の新しい冷蔵庫も、もっと奥に置けるのだが、そうするとフレンチドアが壁に当たって完全には開けられないため、最前面まで出して置くことになった。

冷蔵庫

クリスタルドアで、副業は廃止!

まず、今どきの冷蔵庫はドアが「クリスタルドア」....つまりガラスになっている。以前のようなステンレスではないので、磁石はくっつかないようになっているのだ。我が家も含めほとんどの家では「冷蔵庫=家族の掲示板」という副業が与えられていたが、もう今どきの冷蔵庫には掲示板の役目は果たせなくなったのだ。本業に専念しろ!ということか!

一応、メーカーのコンセプトとしては、「見せる冷蔵庫」というのがあるらしい。

操作部

今までのように、町内のゴミ当番表だの、買い物のメモ書きだのを貼られている無様な冷蔵庫にはしたくないのだろう。
最初は嫌がらせか!とも思ったが、磁石が全く効かないので、潔くあきらめもつきやすかった。そしてガラスは見かけも非常に良いので、今はこれで良かったと思う。

※代わりに、コルクボードの掲示板を廊下に新設した。

電動ドア

冷蔵庫の操作は、クリスタルドアに表示されている「MENU」をタッチすると詳細が点灯するようになっている。設定はすべてここで行い、操作が終わると消灯する。
そして驚いたのは、ドアも「電動」つまり自動で開くようになっているのだ。CMを見ていない私たちは、今どきの冷蔵庫がこんな風になっているとはつゆぞ知らなかった。お店で見たときは「こんなの要らんよね~!」と言っていたが、実際使ってみると、これがすごくいい感じだ。

冷蔵庫のドア

両開きのドアのそれぞれにある5cmくらいのバーをタッチすると、タッチした所のドアが開くようになっている。このバーをスライドするようにタッチすると、タッチした方のドアが先に開き、後から反対側のドアも開くようになっているのだ。
この冷蔵庫は前のに比べて機密性が高いのか、しっかり閉まっている感じがする。なので、手で開閉すると少し強めの抵抗を感じるため、例の「回転仕切体」に負担がかかるのでは、と思えるが、自動で開けると全くその感じがなく非常にスムーズなのだ。尚、閉める時は手で閉めます!

この冷蔵庫の導入で、我が家のキカイモンはまた「自動」が増えたな~

真空チルド

そしてこの冷蔵庫の一番のウリは「真空チルド」と言われる保存部分だろう。説明を聞いて、購入の決め手になった理由の1つはこの部分だった。

真空チルド

冷蔵室の一番下に10cm位の深さの引き出し/チルドケースがある。このチルドケースには、密閉するためのロックハンドルがついており、これを下げてロックすることにより、チルドケース内部を真空(実際には0.8気圧ほどに気圧を下げて真空状態のようにし)食品の酸化を抑えて鮮度と栄養素を守る-というものだそうだ。

ロックを上げると、シューッという音がしてそれまで内部の気圧が低かったことがわかる。

この真空チルド室は、肉や魚などを入れておくときは「氷温/-1℃」にしておくと、消費期限の迫ったお肉などでも凍らせずに保存できてとても便利だ。これまで何度か試したが、少なくとも4~5日は全く変色などもなかった。

野菜などを入れておくときは「チルド/+1℃」に設定しておけば、食べ残しのサラダなど、たとえラップをしなくても(するけどね)次に食べるときまで新鮮に保存できるのだ。

私は基本的に、冷凍するのが嫌いだ。解凍がするのがめんどくさいのと、繊維が壊れてまずくなるような気がするからなのだが、今どきの冷凍技術はもっと進んでいて、そんなことはないらしい....が、それでも冷凍嫌いの私には「真空チルド」は最高にうれしい機能だ!

スリープ野菜

前の冷蔵庫の野菜室は「光触媒」とかで「光」をあてて野菜を新鮮保存するという機能があったが、長年使っていてあまりたいして効果があるとは思えなかった。この冷蔵庫の野菜室も、「光触媒」で云々...とあったので、ここはあまり期待していなかったのだが、果たして!使ってみると、これが期待以上の性能でかなり気に入ってしまった。そのお気に入りとは、野菜室下段の奥にある「スリープ保存」だ。(一番下の写真の白で囲っている部分)

野菜室

ちなみに、野菜室の引き出しも「電動」になっていて、引き出し上部のバーのところにスイッチがあり、それを押すと引き出しが自動で開くのだ。

野菜室は2段になっていて、深い下段の上に10cm位の上段ケースがついている。ここまでは他の冷蔵庫と大差はないが、この冷蔵庫の上段ケースには、またまたロックハンドルがついており、下段ケースにきっちりフタをするような仕組みになっているのだ。
←このグリーンの部分がロック。

この下段の部屋は「光触媒」の効果で鮮度や栄養素を守る「スリープ保存」ができるのだ。野菜から出るエチレンガスやにおい成分は光が当たると分解されて、二酸化炭素(CO2)が発生する。CO2濃度が上がると野菜の呼吸が抑制され、栄養素の消費や水分の放出が抑えられ、野菜が眠ったような状態で、みずみずしく保存される-のだそうだ。
ここに、葉もの/ほうれん草やレタス、キャベツなどを入れて置くと、本当にきれいに長持ちする。ある比較実験では、この冷蔵庫はほうれん草が5日経ってもみずみずしいままで、その他の野菜の保存も非常に優れていたようだ。野菜は高いので長持ちしてくれると有り難いよね~!  その実験結果はこちら→

その他、冷凍室も電動ドアだし、いろいろ良いところがある。なにせ冷凍嫌いの私が冷凍してみよう!と思えるようになっているのだから...。でもわたし的に、まだ冷凍室は使いこなせてないので、コメントはしないでおこうと思う。だって、冷凍庫の大部分を占めているのは「アイスクリーム」と「アイスノン」なのだから....トホホ....(;o;)






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