快適キッチンの検証

クリナップ/クリンレディ

リフォームしてから早3ヵ月が過ぎ、リフォーム直後とはまた違った感想が出てくる今日この頃。
もともと一番リフォームしたかったのは「浴室と洗面」で、次に「トイレ」。「キッチン」は、どうしよう....と最後まで悩んだ部分だ。しかしリフォーム直後も3ヵ月を過ぎた今も、「リフォームして一番良かったと思うのは?」と聞かれると、夫も私も「キッチン!」という答えになってしまう。
もちろん「浴室・洗面・トイレ」も大満足なのではあるが、期待していた通りの快適さなのに対し、「キッチン」は期待以上の快適さだからだ。本来の「調理する」時の快適さもさることながら、一番いいのは「掃除・片付け」のし易さの点だ。しかし、思っていたのとちょっと違ったという点もないわけではない。それらの点を紹介しようと思う。

オートムーブシステム/水切り棚の○と×

リフォーム以来、我が家のキッチンが散らかっていたことは1度もない。その理由は、クリンレディの引き出しの収納力も大きな要素ではあるが、最も快適に片付けられるのは、やはり「オートムーブの水切り棚」のおかげだと思う。閉じてしまえば、濡れた洗い物をすっきり隠してくれるからだ。
その点は、他の何者にも代え難いものだ。ただ「片付く」点では◎なのだが、いくつか想像と違っていた点もある。今日は、この水切り棚の掃除を行ったので、写真を撮ってみた。

 オートムーブ吊り戸棚の下段中央部分が水切り棚となっている。↓

水切り棚

毎週掃除はしているが、月に1回はこの水切り棚の中身を出し棚板をはずして掃除をしている。
ステンレスの棚板をはずすと、下の水受け部分は樹脂になっていて、ここを水拭きして汚れを取る。水が流れるだけだと思っていたが、その分放置すれば「ぬめり」が出ていたり、けっこう小さなゴミや(コーヒーの?)粉のようなものが落ちていたりするし、水切りした空き缶からのもらいサビなどがついている場合もある。拭き上げたところ↓

水切り棚1

はずした「水切りの棚板」は台所用洗剤などで洗い、よく拭き上げる。この棚板は結構「角」が鋭いため、シンクに直接置いて洗うのが怖くて調理用ボールの上に置いて洗っている。棚板の1枚は幅が60cmもあるので、吊り戸棚を一番下まで下降させた状態で、大きな棚板を手に持って拭いたりすると、吊り戸棚の縁に当たったりするのでけっこう注意が必要だ!(すでに1回当てて傷がついた!)

水切り網1

↓きれいに拭き上げて棚板をセットしたところ。
ご覧の通り、この棚板は「ワイヤー状」ではなく細長い穴が空いたメッシュの板になっている。
台所用品が落ち込んだりしにくく、見た目もとても美しい....のではあるが.....、

水切り網2

「面」が多いために、この棚板の上に直接食器などを置いて乾かそうとしても、自然乾燥ではほとんど接地面に水気が残ってしまうのが残念な点だ。それで我が家では、ここに市販の水切りワイヤーカゴを置いて、なるだけ水が切れやすくすることで、早く乾くようにしている。
そして水切りカゴがない部分には吸水マットを置き、食器を直接置く場合はそこに置くようにした。

水切り網3

給水ふきん

最近知ったこの「吸水フキン(マット?)」は、以前からある車掃除用の「セーム皮」みたいな感じの物だ。

「ポリビニルアルコール」という合成樹脂でできているそうで、非常に良く水気を吸い取るので、色々なことに使えると思う。あまり厚手ではないので使い勝手も良い。
似たような物でいろんな種類が売っていたが
何と2枚入り(ピンクと青)で 89円は安い!ので、愛用している。

話が横道に逸れてしまったが...

つまり、水切り棚は「片付け」の点では満点◎だが、「水切り」の点では思っていたよりも工夫が必要△だと思う。また、先ほど述べた水受け部分に「もらいサビ」がつくとうことは、当然この棚板にも「もらいサビ」がつく。(これは取説にも書いてあったので)こまめに、棚板を拭いておくことが必要だ。

とってもクリン排水口 は、最高!

次に掃除をしたのは「排水口」だ。以前のキッチンの排水口は、フタはゴム製で、10cm位の深さの「ステンレスのゴミ受けカゴ」が取り付けてあり、それを取り出して掃除していたが、さわるのもおぞましい状態になっていることが多かった。「ぬめ・ぬめ、ぬる・ぬる」で、割とこまめに掃除しているにもかかわらず、あっというまに「ぬめり」がきていた。10円玉を入れてみたりもしたし、私は漂白剤の中に数時間浸けて掃除していたが、「きれいになった!感」があまりなかった。
....ところが!である。この「とってもクリン排水口」はほとんど汚れがつかないのだ。
この排水口は「クリナップSS」に標準仕様で「クリンレディ」にはオプションでつけることになるのだが、絶対付けて良かった!!と思う箇所だ。早速掃除をしてみよう。

排水口のフタ「排水プレート」は表がステンレス、裏は樹脂。その下に3cm程度の深さのゴミ受け皿「クリン網カゴ」がある。毎日、片付けの際にゴミを捨て、ざっと水洗いしているだけなのだが「ぬめり」なるものが全く着かないのだ。「美コート」仕上げという汚れが着きにくい仕上げがしてあるそうだが、そうは言ってもね~、と内心疑っていたが広告に偽りなし!だった。そしてゴミ受け皿が浅く、以前のように排水口の内部まで落ち込んでいないのも、ぬめりが着かない理由だと思う。
さらに、シンクから一枚のステンレスで排水口まで一体成型になっているので、繋ぎ目がなく汚れが着きにくい構造なのだ。カゴの下にもう一枚丸形の「排水目皿」がついているので、それをはずすと排水管の中まで続く樹脂製のパイプ部分「防臭パイプ」が見えるようになる。

とってもクリン排水口1

ここまででも十分すごい!のだが、もっとすごいのはここからで、この樹脂製の「防臭パイプ」が、何と!はずれるのだ!さすがにこの部分はぬめりも少々きているし、汚れが染みついている所もあるので、これをきれいに洗ってしまうことができるのだ。パイプの中も外も洗ってしまったところ。↓

とってもクリン排水口2

この「防臭パイプ」を取り付ける前に、排水口の一番外側になる部分もきれいに洗って.....
防臭パイプ(ネジ式になっている)を取り付け、排水目皿も洗って取り付け....

とってもクリン排水口3

ゴミカゴ、排水プレートの順で取り付けたら....お掃除終わり~!
ほとんど汚れていないので掃除が楽だし、汚い思いもしなくて超快適!「クリン排水口」も◎です!

とってもクリン排水口4

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