つるセシル・ブリュネ

今朝は、早朝まで小雨が残っていて少し肌寒く感じたのだが、実際には気温は18~20℃位はある。最近、ぽかぽか陽気が続いたので、20℃を切ると寒く感じてしまう。
どこの誰に聞いたか覚えていないので、確かな話かは分からないが、バラの開花には気温が関係していると聞いたことがある。昼間の気温よりも夜の気温がポイントで、夜間の気温が15℃以上の日が続くようになると開花するという話だった。専門家の方は色々統計なんぞ取っておられるだろうが、バ組としてはこのような簡単な指標の方が覚えやすいので、一応開花の目安にしている。
最近の最低気温はかなり上がってきているが、まだ連休中は10℃前後で推移しそうな予報が出ているので、なんとか5月のイベント/One Day Lessonとオープンガーデンまで、バラが保ってくれることを期待しているのだが.......!そんな私の期待を尻目に咲き出しているのが「つるセシル・ブリュネ」だ。

つるセシル・ブリュネ

今年から、正しく「つるセシル・ブリュネ」と呼ぶことにした。買った時は「セシル・ブリュネ」と名札が付いていて、四季咲きのバラのつもりで地植えにしたのだが、1年目は全く花が咲かないまま枝だけが3m近く伸びた。頭にきて、去年は掘り上げて鉢植えにしたら初めて開花し、その花に魅了された。去年は初めての開花だったからか、もっとずっと遅くに咲いたのだが、今年はこんなに早く咲き始めてしまった。しかし、本来はこの位の早咲きなのかもしれない。現在も鉢植えのまま、庭の南側にあるカツラの側に置いて、枕木の道路に面した側に誘引している。本当はこの場所に地植えにしたいのだが、カツラの根が張っていて植え込めないため、現在も鉢植えのままだ。

セシルブリュネ

葉は明るい緑色で、つるのオールドローズにありがちなパサパサしたような感じはない。トゲも少ない。花首が長く伸びて、その先に蕾がつくので、房咲きと言ってもかたまって咲く感じではない。
咲き始めは「小さなピンクのバラ」の代表のような可憐さだ。品種の説明では私の嫌いな「剣弁咲き」とあるが、花が小さいせいかそんな花形には見えない。

セシルブリュネ1

そして去年までは気づかなかったのだが、咲き進んだ花をよく見ると、綺麗な「ボタン・アイ」が見える。4~5cm程度の小さな花だが、本当に美しく香りも良い。願わくは「四季咲き」であったなら
....と思う。ネットで見る説明では「つるセシル・ブリュネ」は四季咲きと書いてあるのだが、我が家のは、昨年春のみの一季咲きだった。普通、つるのオールドローズは一季咲きでしょうよ。でも、もし「四季咲き」なら、私の最も好きなバラの1つに入ることになるだろう。そして、このままだと後に咲き始める「スノーグース」との競演は難しいと思うが、四季咲きなら、今年も去年のようにスノーグースと一緒に美しく咲いている姿を、オープンガーデンでも見られるかもしれない。
※昨年のセシル・ブリュネの満開の様子はこちら→

セシルブリュネ2

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