梅雨の庭仕事
台風が過ぎて、今日は午後から晴れ間が見えてきた。じめじめしたこの季節は庭仕事の気分になるのは難しいが、激しい雨で庭は荒れている。いたしかたあるまい!蚊と戦いながらの庭仕事だ~!
そう言えば、じめじめ庭仕事の前にちょっとUPしておこう....
ラ・マリエの新しいシュートに咲いた花....。台風が来る前に撮った写真だが、本当に次々によく咲くバラだ。花もほとんど小さくなっていないし、花形も乱れていない。優秀なバラだ。
今日はちょうど消毒の日。夫は2週間に一度の消毒を欠かさず行っている。雨があがったのでちょうど良かった!というわけだ。ご苦労さんです!たまには、消毒について書かないといけないと思うが、私は担当外なのでよく分からない。なので夫にインタビューしてみよう。
Q. 梅雨の消毒の内容は?
A. 基本的には、春と同じ。
・スミチオン1000倍/即効性殺虫剤
・モスピラン500倍/残留性殺虫剤
・ダコニール1000倍/殺菌剤
・ダイン/展着剤適宜
※殺虫剤のモスピランは、オルトランと交互
に使用しているそうだ。
Q. 今後、夏は?
A. 梅雨が明けて暑くなったら、濃度を1.5倍
位薄めにして、出来るだけ涼しい時に散布
するようにしている。
Q. 消毒のポイントは?
A. 葉裏にきちんとかけること。
とにかく、2週間に1回きちんと消毒する
こと!
※なんか、ちょっとえらそう....
夫が消毒をしている間、私は荒れに荒れた庭の掃除。
←数日前に撮った「シャラの木」の花。今年はとにかくほとんどの植物の花付きが良かったが、シャラも例外ではない。
いつもはひっそり咲いて、散ってきてから「あら、咲いとった?」と気づくのだが、今年はパーチの生徒さんがコンサバの中から見て気づくほど咲いていた。
「ナツツバキ」と言われるように、花は白い椿のようだ。そして散り方も....
毎年この時期に花が咲くので、梅雨の雨でどっさり散るのは毎度のことだが....
株元にある植物の上に散りまくるので、
....もうっ!掃除がしにくいっ!
どんだけ咲いたっ!どんだけ散ったっ!
花が咲く木は綺麗だけど、どちらかと言えば咲かない木の方が好きかも....。
我が家の場合、樹木は花や実のためではなく、庭に高低差をつけるためと、樹形の美しさや、株元にある植物とのロケーションを楽しむのに欠かせない存在となっている。このシャラも樹形が気に入って植えたのだ。
エゴノキも、花が散ったらすごく掃除が大変だし、トネリコの花なんか、白い粉のように降ってくるので、花芽が出たら剪定する始末だ。(そういえば、そろそろ剪定しないと...!)
ブナやカツラは、花が咲くのかもしれないが全くわからない。いいよね~!
↑そうかぁ~?という反対意見が....
梅雨真っ盛り! 梅雨にはシチュー!....?
梅雨にはシチュー!....ではなく「支柱」が必要だ。
バラにはなるだけ支柱をしないのが我が家流だ。しかし、梅雨入り前あたりからはそうも言っていられない。たくさんのバラがシュートを出してくるし、うちにあるバラの多くが「シュラブ」なので、枝が良く伸びて風雨にあおられて折れたりするからだ。
それで「株がぐらつかないようにするため」の支柱は立てないが、「枝が折れないようにするため」の支柱は立てるのだ。
今日、庭に出て「あ~あ!」という状態だったのは、バーガンディ・アイスバーグ。
このバーガンディ・アイスバーグはシュラブではないが、横張り性で枝が雨に打ち倒されたらしい。
このような場合、支柱のお世話にならざるを得ない。
横張りに伸びた枝が根元から折れないように、数本の支柱を立てた。
まだ、バラリストにもUPしていなかったのに、こんな姿で初登場は可哀想だが、ついでだから紹介しておこう。
バーガンディ・アイスバーグ
Burgundy Iceberg
モダンローズ:
分類/F
フロリバンダ
習性/四季咲き
花径/8cm
花形/カップ咲
樹高/1×1.2m
とげ/少ない
香り/ティーローズ香
性質/強い
右上の濃い赤紫色が本来の色だが、雨のせいか?色が抜けたようなピンクになっているものがある。
四季咲き性が強く、よく咲く。アイスバーグの枝変わりで、花色と花形が違うだけで、性質はほとんど同じ。
そういえば、今日はこんなものも見つけた。
デンティ・ベスの蕾だが....、???
5枚葉の上で剪定し、新芽があがってくるばずが....
これは奇形だろうか?
狂い咲きのようにして時期はずれにバラが咲く時、まれに変な花が咲いたりするが、これは花ではなく「葉」の方がおかしい....! 初めて見たな~!
どういう状態の時に、こうなるのだろう。
時間があるときに調べてみよう。