ピンクのアナベル

アナベル5

台風3号が近づいていると言っていたが、私たちの所からはどうもそれて行ったようだ。日曜日にかなり雨が降っただけで、宗像ではこの梅雨あまり雨が降っていない。
とは言え、やはり日本海側気候特有のこの時期の蒸し暑さはどうしようもない。
多くの植物は刈り込みや剪定をして梅雨を乗り切るのだ。
もちろんほとんどのバラも、一番花が終わる頃の梅雨入り前に剪定していて、今はほとんど花がない。

しかしこの時期、バラがなくても、
庭を明るくしてくれる花がある。
私の大好きな花「アナベル」だ。


西洋あじさい「アナベル」

我が家には現在「アナベル」が2種類4株ある。
まず、一般的なアナベル(白)が3株ある。

アナベル1

←1つは玄関横/東にあるもの。
日当たりがいいせいか、これが一番大きく咲く。葉も、明るいグリーンでアナベルらしい色だ。

アナベルの葉は、バラで言うならオールドローズ系の葉と言えるだろう。普通のアジサイは、もっと葉が肉厚で色も濃く照りがあり、モダンローズの濃い照り葉に例えられるが、アナベルの葉は明るいグリーンで厚みがなく、ぱさっとした感じだ。

花は最大で、バレーボール位にまでなるものもある。
最初は美しい淡いグリーンで、咲き進むにしたがって真っ白になるが、グリーンがかった白とも言える。花が古くなってくると、またグリーンになってゆき、花を切ら
なければドライフラワーのようになる。


アナベル2

←これは庭の東南側、カツラのそばにある1株。
ここはほどよい日陰になるので、葉がとても濃い緑なのがわかる。

花も、日向のものより白さが増している。

右の2枚の写真は、庭の外側/道路から撮ったのだが、外から見ても、かなりいい雰囲気を出して咲いている。

暗い木陰で、繊細で清楚に、静かに輝くように咲いている。


アナベル3

←門扉横の植込み/
道路側にある1株。
ウィンチェスター・キャシードラルの白い一番花が終わった頃に、待ち構えていたように毎年咲いてくれる。

アナベルの良いところは地際で切っても毎年このように咲いてくれるところだ。
今はこんなに混み合っていても、冬のバラの手入れの時期には、地際まで剪定してほとんど地上部がないので、何の邪魔にもならないのだ。本当に助かる。
そして、春になればどんどん新しい枝を伸ばしてきて、これだけの花を毎年咲かせてくれる!
普通のアジサイにはけして望めない芸当だ!

画像の説明



←ちなみに、冬の様子はこんな感じ。
枕木の後ろにちらっと見えているのがアナベル。
横が、ウィンチェスター・キャシードラル。
冬は、本当に何もない!
だから手入れがし易いのだ~!






アナベル/スターバースト

   

アナベル・スターバースト

白のアナベルの八重咲き-ということだが、花の咲き方などはずいぶん違う趣がある。

今の時点ではまだ咲き始めで、全部咲いていないのでガクアジサイのように見えるが、中の方まで全部開花する。
花色は白のアナベルとほぼ同じだが、形は全く違う。
葉も、色や厚みはほぼ同じだが、形はアナベルよりもっと小さくて細長い。

3株あるアナベルは全て地植えだが、このスターバーストは鉢植えだ。鉢植えだが外から見ると、これも結構いい味出してる!
これも毎年、地際でカット!

アナベル スターバースト

これは、ほぼ全部開花した6月20日現在の様子。










ピンクのアナベル

....そして、ついに3年越しの思いが叶って、手に入れました~「ピンクのアナベル」!
....が、しかし....、写真を見て、???........なんがよかと、これ???!と思った方、手を挙げて~!
「は~い!」という声があちこちから聞こえて来そうだが、これでいいのです!

ピンクのアナベル

この苗の花はもう終盤になっており、グリーンがかった色になっているが、今年の花はどうでもいいのだ。今年は何としても「安く!株を入手する」のが目的だったので、大満足!
一昨年の今頃から「ピンクのアナベル」入れてよ~!!!と、ずっと花の翔風さんを脅迫してきたからな~(^^;)
翔風さん、ありがとう!
期待通りなら来年は
少し色あせたような古びたピンクの花色のアンティークなアナベルが咲いてくれるはずだ。


柏葉アジサイ

ついでに、このアジサイも紹介しておこう。
昨年までは地植えだったが、冬の庭工事の際に掘り上げて、鉢植えで管理することにした。

柏葉アジサイ

花は美しいのだが、このアジサイは普通のアジサイと同じ「旧枝咲き」なので、花後に伸びてくる枝を冬に切ることが出来ない。そこに来年花が咲くのだ。

ゆえに、年々背丈は高くなるわ、花の重みで枝は倒れるわ!
ええ~い、しゃからしか~!!....となってしまう。
なので、庭工事に引っかからなくても、今年は「どかす」ことにしていた、ちょっと可哀想なヤツ。
去年、私が花後にかなり切ったのだがそれなりには咲いたので、「オオデマリ」の後任として、今はコーナーステージに鎮座している。
←外からもちょっと見える。

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