バ組のバラ道#2

  • 「バ組」初めてのバラ買いの特徴/詳しくお知りになりたい方は、ここをお読みくだされ!
    • 前回書いた一念発起期:私も、バラを植えよう!買いに行こう!-と新米バ組が思い立つのが、
      バラ苗の出回る時期なら良いのだが、大抵は時期はずれであることが多い。
      これは、バ組のこれまでの行動パターンを振り返ればすぐわかる。

      バ組は、さんざっぱら「ひとんちのバラ」を見たあげく、自分の中でのせめぎ合いを乗り越えて
      決意する事が多いため、大抵はすでに「バラ満開」もしくは「バラ終わり~」の時期にバラを買いに行く。←ちょっと待てんのかね~!待てませんな~。

      当然、バ組の最初のバラの購入時期には、春の新苗の売れ残りが、けなげに生きている-
      というようなバラがあるだけ、だったりする。
      しかしこの時期は、「たたき売り」と呼ばれる売られ方をしていることもあったりして、
      バ組は「安い!」というだけで、けっこう満足げ。

      じぇ~ったい買うど!

      さらに、一応「自分が好き!と思う」バラを買おうと思ってはいるが、
      実際のところ、自分がどんなバラが好きかも本当はよくわかっていないしぃ~、
      「ピンクのバラ」でありさえすれば、いいんじゃない?程度の心構えなので、
      「やっぱ、せっかく買いに来たんだし、じぇーったい!買って帰る!」という
      意志だけは、なぜか非常に、固い。
      なので、バ組が初めてバラを買いに行った時、気に入ったのがなかったからと、むなし手で帰る
      -などということは、ほぼ99%ない。
      気に入ったのがなくても「じゃあ、安いの!」ということで買う!のが正統派「バ組」である。

      ここまでして、バ組が最初に「バラ購入」にこだわるのは、なぜか!
      ここでもし買わなかったら、私はもう二度とバラを買いに来ることはないのではないか.....という
      自分に対する、情けない不安感があるのだ。
      そういうわけで、バ組は初回で確実に「バラ」を手に入れる。

バ組のそれから...

バ組は、「めんどくさい」「楽して得取れ!」をモットーにしてきたはずだが、もう一つ、
自分でも意外に思うことだが、やりはじめると「はまる」という面を持ち合わせている。
そういう面を持ち合わせている人が、「バ組」である。
バ組は本来「めんどくさ!人」だったはずなのに、なぜ「はまれる」のだろう!

...げなね~
調べるんだって!
  • 「はまり」のスタート
    さすがのバ組も、
    バラを買ってきてからやっと「少しは調べにゃ!」と思う。
    買ってきた苗を、植え付けするにしろ、鉢替えするにしろ、
    時期や用土、肥料は?....と知らないことだらけなのだ。
    何を今さら、おそいわっ!と言いたいところだが、気がつくだけでも良いではないか!
    ...で、どなたかバラを植えている人に、ちょこちょこっと聞いて、すぐに植えつけてしまう、
    -という、安易な道に行きそうだが、実は「バ組」はここらへんからちょっと変身するのだ。

  コスプレをすると、人が変わる-と聞き及んでいるが、そういう経験をしたことはあるまいか?
  ←ないわっ!(怒)
  同じように(?)バラを買った!というだけでなんとなく、バ組は別人になる。
  「バラを買った私」という別人になるのだ!

  この、「なんとなく別人になる」という微妙なニュアンスを、是非理解して頂きたい!
  バラを買った私!パンジーやノースポールや、マリーゴールドじゃなく!、バラですよバラ!
 「ワタクシ、園芸家の第一歩、バラ色の人生を踏み出したのかもしれない...」という意味不明の
  期待感! なんか、こう....プロ?! ←バラ買っただけで、そこまで一足飛びに行きますか!?
  まあ、そこまで一気には行かないにしても、バ組のメンバーは、何かにつけて、
  自分の都合のいい未来を妄想する傾向がある。

パンジーだってよかよ~!

  しかしこの妄想こそが、
  バ組の原動力と言えるかもしれない。
  今までとは違う自分!なりたかった自分!頑張るど~!
  これが、「誇大妄想、なんとなく変身」の過程なのである。

  -そしてこれが「はまり」のスタートなのだ!

  • すべてに「はまる」
    バ組が「はまる」のは、バラ購入の後であるはずだ。
    バラを買う前に「はまる」ことはけしてない。
    なぜなら、バラを買うが買うまで「やっぱ、やめようかな~心」があるからだ。
    しかし、一旦バラを買ってしまうと、「誇大妄想、なんとなく変身」するので、
    別人のように、「はまる」のだ。
    何にしろ「バ組」は極端であることが多い。
    はまったバ組は「調査」に関してもかなり極端だ。
    こう!と思うと、バラを買ったときのように、もう止められない。
なんでんかんでん読むど~!

「バラ」という文字を見るだけで、
「バラ肉」という言葉を耳にするだけで!?
ピピッとアンテナが動く。
バラと名のつく本を片っ端から読みあさる。
「なんでんかんでん読む」のが特徴だ。
※これは、バラを始めた他の人にも共通するかも...
さらに、この読んだ知識を確認するために、
バラの美しい庭があると聞けば出かけて行き、
「こちらではいかがありましょうや....」と、
  読んだ本の知識+自分のバラの現状+聞きかじり情報+etc、の、
  「ごちゃまぜ、自分でもようわかっとらん用語入り質問」攻めをする。

  そしてこの「はまり」の時期には「購入」もさらに行う。
  あのバラが「丈夫で、きれい」と聞けば買い、「これもよかよ~」と聞けば買ってみる。
  この時期の「バ組」はアクティブだ~!


ここまで読み進んでくると、「バ組」は無謀で浅はか、という印象はどうしても否めない。
「ワタクシ、やっぱ、ちょっと違いますわ!」とバ組脱退宣言をなさる方もおられるだろう。
まあ、それはそれでいたしかたあるまい。
「バ組」は確かに極端ではあるが、しかしこの「とにかく買い」と「はまりの時期」の経験こそが
「バ組」の成長に資するのである。

誇大妄想で、世界が広がる~っ!

ここからは、以前にちょっと触れた「バラの管理」について、
「バ組」ならではの経験を含めて紹介しようと思う。
今日は、ここまでっ! 次回につづく~!です。

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