蝶ホテル

夕方庭に出ると-蚊の餌食になる、というのが我が家の定番なので、ゆっくり夕方に庭を眺めるということは、蚊のいない季節にしか叶わなかったが、裏の藪がなくなってめっきり蚊が減った。それで今年は夕方庭に出ることが多くなった。すると、今まで見たことがないものを見るようになった。「夕方の蝶」だ。

私は、蝶は大嫌いというわけではないが、あまり好きではない。特に2匹で庭に飛んできた日にゃあ、「出て行って!」と追い払う。卵を産んで葉を食い散らすイモムシ・ケムシになるからだ。1匹の時は、まあ許す、という具合だ。その「蝶」を夕方見るようになった。

6月13日/アゲハ

バラにアゲハがとまっていたので近づいてみると、全く逃げようとしないので、きっと羽化したばかりなのだろうと思ったが「さなぎ」とかどこにもないし....???
とりあえず近づいて、写真をバシャバシャ撮った。

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よく見ると、この蝶は触角が1本しかない。大丈夫か~と声を掛けてそのままにしておいた。とまっているのは「ミミ・エデン」だ。

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6月17日/ヒョウモンチョウ?

今日も夕方庭に出ると、また蝶が....。この蝶も全く逃げようとしないので、先日のアゲハと同じ「状態」だと感じた。
やおら、我が家の庭は「蝶製造所」になってしまったか!すでに「セミ製造所」になっているのに、蝶まで....!!? と、かなり慌てたが、テレビとかで見る「羽化直後」にしては羽根がしっかりしている気がする....。さなぎもやはり、ない。

なんかおかしい....と思いネットで調べてみると、どうも蝶は、夕方~夜は「眠る」らしい。眠っている時は、見つかっても逃げたりしないのだそうだ。我が家の庭は「蝶製造所」ではなく、いつのまにか「蝶ホテル」になっているらしい。追い払うわけにもいくまい、なにせ逃げないし....。明日の朝、私が起きるより前にはチェック・アウトするだろう。
こうしてみると、毎日違う「お客」が泊まっていっているのかもしれない...、「素泊まり」というやつか....。ちょっと毎日確認してみようか、という気になってしまう私であった。

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この蝶はあまり見たことがない蝶で、ざっと調べたら「サトキマダラヒカゲ」とか「ヤマキマダラヒカゲ」というような名前の蝶に似ていると思った。名前が分からないと気が済まない質なので、この蝶の名前がわかる方は、コメント欄で教えてもらえるうれしいです。
名前が分かったから-と言って、どうなるわけでもないのだが、宿帳にでも付けておくか?


更に時間をかけて調べたところ「ツマグロヒョウモン」のメスに似ている気もする。よく見たら「ヒョウモン」豹紋...って感じの柄だと思うので、「マダラヒカゲ」から「ヒョウモンチョウ」にタイトル訂正しました。



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