梅雨支度#1

「はやり目」とかけて「梅雨支度」と解く、その心は!....早めの手当が肝心です。

オープンガーデンが終わってもう1週間余り、5月も終わろうとしている。オープンガーデンが終わってしまえば、バラも一旦終わり!というのが私たちの感覚なので、できるだけ早く「バラを剪ってしまいたい」と思っていたが、レッスンなどもあり、なかなか時間がとれずに今日まで来た。忙しい日々が続いていたのだが、2~3日前から「右目」がなんかおかしいので、昨日眼科に行って診てもらったら、「急性結膜炎」通称「はやり目」とのこと。もしウィルス性なら人に感染するので、最大2週間の外出禁止を言い渡されてしまった!!?(まだ、この時点ではわからないらしい。) 一応1週間の投薬(目薬)後に再度診てもらうことになってしまい、本当は今日はパーチのレッスン日だったが、休講になってしまった。(生徒の皆さん、すみません!)
どこにも(人の集まるところには特に)行ってはいけないと言われているが、体の方は至って元気なので、今日は一日「梅雨支度」をすることにした。

※オープンガーデンもバラも終わって、今頃咲き出した/クレマチス「流星」。
うちの庭にはクレマチスが結構あるが、最も好きなクレマチスになりそう!とにかく上品で美しい!願わくばもう少し早く咲いて欲しかった!

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この時期に「梅雨支度」がきちんとできるかどうかで、長雨をうまく乗り切れるかどうかが決まると言ってもいいだろう。沖縄では5月初旬、早々に梅雨入りしたという発表があり、ここ福岡でもそう遠くないうちに雨の季節が来るという気配がする。

「梅雨支度」と言っても、そう難しいことをするわけではなく、花柄を剪り、株元の葉を払い、混み合った枝葉を剪って、風通しが良くなるようにするのだ。梅雨の時期は、雨が降っているだけならまだ良いが「梅雨の晴れ間」などという主婦の味方の日が必ずある。雨の後に風→晴れならまだしも、いきなり晴れたりすると非常に蒸し暑くて、植物は煮えたようになることがある。できるだけ涼しくしてやろう、ということなのだ。

今日は、鉢植えのバラを中心に「梅雨支度」をした。
大きな鉢バラも作業は行ったが、今日はミニバラを中心に作業の様子を撮ってみた。

ホワイト・エンジェル
白の中心にほんのり薄くローズピンクが入る、丸弁平咲きのミニバラ。

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八女津姫
別名「レンゲローズ/白レンゲ」花柄を全部剪ったが、まだ蕾が沢山付いている。

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須恵姫
ミニバラの中でも最も花径が小さいバラの1つ。1~1.5cm位だろう。小さいけれど花はカップ咲きで、花保ちもいいのだ。
今回調べてわかったのだが、「須恵姫」の「須恵」は、何と「福岡県糟屋郡須惠町」の「須恵」だった。須惠町にある「西日本バラ園」という所が作ったバラだそうだ!今の今まで知らなかった....すぐそこじゃん!(※宗像にも「須恵」という所があるがそこではない!)

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混み合った所を剪ったが、花はまだかなり良い状態だったので、もう少し残しておこう。

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グリーン・アイス
去年、ホームセンターであまりに咲き姿が良かったので、名札がないのについ買ってしまってから、よくよく見ると「グリーン・アイス/上」だった。実は、「グリーン・アイス」は、既に我が家には大株があったのだ。
グリーン・アイスを最初買ったとき(最初期の頃だったので)、ミニバラという認識がなく地植えにしてしまい、それからもう10年くらい経つと思う。オープンガーデンに来られた「かなり目利きの方」からは、大抵「こんな所にグリーンアイスが植えてある~!」と、よく言われる。こんな所に、植えませんよね普通。でも、最初からずっとここなのだ。オルレアに囲まれてよくわからないが、繁りまくっている「グリーン・アイス/下○の中」

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大株で地植えの「グリーン・アイス」も横張性ではあるが、この鉢植えの「グリーン・アイス」ほど横張にはなっていない。こんなに素敵な「横張性」を見たことがない!と、相当惚れ込んでしまった。私は横張性のバラは(枝が暴れるから)正直キライなのだが、この「横張」を見て、来年地植え・大株の「グリーン・アイス」を何とかして「ベッド仕立て」にしてみよう!と考え始めている。

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バーレッタ・フォーエバー
正直、今年のオープンガーデンで一番質問されたミニバラはこの「バーレッタ・フォーエバー」だろう。花形がかなり変わっている。画像は少し赤が浮いたような明るい色になっているがもう少し暗い、ギリギリセーフの濃い赤(私は朱色が大嫌い)で、庭の差し色になる様な印象的な色だ。
購入時はお決まりの「ミニバラ」としか書いてなくて「フォーエバーローズ」のタグが付いていたのを手がかりに調べたが、花形が変わっているので判明した。私はミニバラにはあんまり思いが向かないのだが、このバラは私の中で要チェックのバラだ。実は、1度買って枯らしてしまったため、次の年にまた探して買ったバラだ。ミニバラだが大きくして、いっぱい咲かせたいと思っている。シュートも出てるし!

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ついでに大きな「ミニバラ」も撮ってみた。

安曇野
一期咲きなので、ローズヒップがつくまでこのまま放置!だ。

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スカーレット・メイディランド
この赤は...正直、嫌いな赤(朱)だ。小さいから、許す....。

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スノーコーン
一重の白のミニバラ。 シュラブで、修景用にも使える。四季咲きで花柄を全部剪ってもまだ沢山の花芽が付いている。鉢植えだが、結構大きい。

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今日注目のバラ

スーパーグリーン/入手困難レア品種...らしい
地植えで何年も見守ってきたが、日当たりが悪いところだったせいか全くと言っていいほど咲かなかった「スーパーグリーン」。堪忍袋の緒が切れて、この冬に掘り上げて鉢植えにしたら、ちゃっかり咲きました。これも冒頭の「クレマチス/流星」と同じで、今頃やっと咲き出したので、オープンガーデンでは見ていただけなかったバラだ。
ネットで調べたら「入手困難レア品種」になっているのでびっくり!切り花用のバラらしいが、この苗7~8年位前に500円位で買ったような気がする。とりあえず、咲いて良かった。

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このほかのバラや、植え込みの中も花柄剪りと下葉取りなどをして「梅雨支度」半分以上は終わったが、明日も残っていることをやろうと思う。


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