クレロデンドルム ウォリキー/クラリンドウ

秋のこの時期になると庭のことが気になりつつも、翌年2月の「手づくりフェアー」の準備のことで心がざわつく。今月から生徒さんたちはフェアーの出展作品(生徒作品)の制作に入るので、そのためのパターンの準備などで、10月はブログを書く暇もなかった。このところはバラの手入れも数日おきの水遣り程度だ。というのも、秋バラを期待していたがモグラの被害がかなり深刻で、地植えのバラがほとんど咲いていないのだ。今年の冬はかなりのテコ入れが必要だと思う。
庭のことはできないでいるが、近くのスーパーに買い物に行くと、入り口に並べてある花屋の花が気になって仕方がない。鉢植えで、花がきれいに咲いていたりするとつい買ってしまう。

クレロデンドルム・ウォリキー

先日買ってきたのは「 クレロデンドルム・ウォリキー 」というけして覚えられそうにない名前の花だ。私だけがそう思ったわけではないらしく、日本では属名のクレロデンドルムが訛って「クラリンドウ」という和名がついている。けして「リンドウ」の仲間ではない!

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クマツヅラ科クサギ属でこの仲間では、よく見かける「ゲンペイクサギ」がある。花の形は、5枚の花弁のうち下2枚が開いたような位置にあり、そこに長いおしべが出ていて、バランスがよくとても美しいと思う。

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花の構造を見てみると、枝先がスーッと30cm位伸びて、そこに花が沢山ついている。
小さな「ホオヅキ」のようなガクの中から、それこそ「リンドウ」の蕾ような形をした小さな蕾が出てきて、それが開花するとこのような花になるのだ。

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わりと小さな鉢植えだが、生長は早いらしい。ヒマラヤ地方が原産らしいが、耐寒性は弱いらしく冬越しには3℃が必要だそうだ。なので、コンサバトリーで冬越ししてもらおう。

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