ジャスティシア エクボリウム
今年は春以降、珍しい植物・花に出会うことが多かったが、今日紹介する「ジャスティシア エクボリウム」も、目が釘付けになった花だった。
とにかく花色が素晴らしい!
なんと!「ヒスイ色」なのだ。
ジャスティシア エクボリウム
Justicia Ecbolium
・キツネノマゴ科 ジャスティシア属
・花木
・耐寒性/なし。冬期は10℃以下に
ならないように。
・夏場は半日陰で管理。
・水は乾いたらたっぷりと。
冬場は控えめ。
熱帯アジア原産で、高温多湿を好み、真夏になると生育が急に旺盛になるらしい。冬場はほとんど生育しないそうだ。
私のカメラでは、
花色が正確には撮れないのだが、概ねこんな色だ。
熱帯の花木ということなのでどうしようかとしばし迷った。(迷った理由は下記してます。)
結局、我が家には普段は温室と同じ状態のコンサバトリーがあるので、そこに置くのが一番良いだろうということになった。
コンサバには、現在セラミス植えで置いている「ペトレアウォルビリス」があり、これも熱帯植物で順調に育っている。それで、この「エクボリウム」もセラミス植えにしてみた。
実は、買うときから気づいていたのだが、花の付き方が我が家の庭に植えている「サンゴバナ」に
よく似ていると思ったのだが、やっぱりそうだった。「サンゴバナ」も調べてみるとジャスティシア属で、同類なのだ。花の付き方に特徴があり、花のつく穂が苞(ほう)に覆われている。この苞の中から花が出てくるようにして咲くのだ。
観察したところによると、花はほとんど1日しか保たないで、次々に新しい花を毎日咲かせてくる。この調子で、多分この「苞」が長く伸びて行くのだと思う。画像の「糸」のような物は、前日の花がついていた残骸だ。
↓我が家の地植えの「サンゴバナ」
同じジャスティシア属なら、この「サンゴバナ」も熱帯植物なのだと思うが、日当たりの悪い玄関先の、それも「アジサイ」の横に植えているが、それでもそれなりに元気で、ずっと地植えで冬越しもしている。
元々、ご近所さんの庭植えのサンゴバナを挿し穂として1枝もらい、挿し木にして植えたのだが、そのお宅で地植えならうちでも地植えでよろしかろう-という判断だった。
それで、この「エクボリウム」も地植えで行くか~???! と、しばし悩んだのだった。
でも、やっぱり枯らしたくないし....
このセラミス植えの状態で順調に花が咲いているので、コンサバトリーでこのまま育てて行くことにしよう。
※珍しい花だと思うが、これと同じ仲間に比較的よく知られている「クロッサンドラ」というオレンジ色の花が咲く品種がある。そういわれると、ああ!と思う人も多いだろう。私は持ってないけど....