ストロベリー・アイス

「何年も前からずっと庭にあるのに、まだ一度もバラリストにあげていないバラ」の第2弾。
嵐の前の庭仕事をしている時に、相変わらず綺麗に咲いているこのバラ「ストロベリー・アイス」を撮った。これまで、写真は撮ってもいつも後回しにされて、ブログのバラリストにUPしなかった。なぜか.....と、つらつら考えてみるに「あまりによく咲くから」かもしれない、という答えが浮かんできた。いつでも-また写真が撮れる、いつでも-また....と思うから、後回しにされるのだ!それほど、このバラはよく咲く!私の中では、初心者向けのバラとしてはイチオシのバラの1つだ。

ストロベリー・アイスの素性

このバラは、「ストロベリー・アイス」とも「ボーダー・ローズ」とも呼ばれている。
作出も、1973年/イギリスだったり1975年/フランスだったり、はっきりしない。それでこの度念入りに調べてみたところ、このような記述をネットで見つけた。

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ストロベリーアイス/作出:1973年 Bees イギリス.....同名で、配合親も同じ、花もそっくりの同一品種がフランス デルバーから1975年でも登録されているとのことです。更に、デルバーのストロベリーアイスはカナダで 「ボーダーローズ」という名で1980年に商標登録されたそうでこの名前も同じ薔薇ということになります。こういうケースは珍しいのではないかと思います。※「デルバー」とは、「フランス デルバール社」のことだと思う。

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この説明からすると「ストロベリー・アイス」も「ボーダーローズ」も、同じバラということで良いようだ。うちのバラが「イギリス」なのか「フランス」なのか、はっきりさせたいのは山々だが!....いたしかたあるまい。以下の説明は、私の持っている「バラ図鑑」に掲載されていたものだ。

ストロベリーアイス2

ストロベリー・アイス
Strawberry Ice

作出 1973年
イギリス・ビース社
分類/F
フロリバンダ

習性/四季咲き 
花径/8cm
花形/八重平咲き
樹高/2.5m
とげ/太い
芳香/微香
性質/強い


白地にピンクの覆輪で、花弁が波打つ。ブッシュだが、横張り性で、生育旺盛。シュートが長く伸びるので四季咲きのつるバラとして扱える。




特に気に入っている訳ではないのに、我が家には「ストロベリー・アイス」が2株ある。
↓これは先日、6/30に撮った写真。購入した株が(安かったもんね~)もともと挿し木苗だったようで、2年前の「庭工事」で一旦掘り上げた時、2株に分かれてしまった。大きい方の1株はまた地植えにしたが、1つは鉢植えのままにしておき「誰かいらんかね~」と声をかけてみたが誰もいらないようで、いまだに鉢植えと地植えがあるのだ。鉢植えは裏庭側の窓格子に結んでいる。この時は鉢植えの方が良く咲いていたが、今日は地植えの方が開花していた。(↓6/30の様子)

2014
2014

初心者向けのバラ/ストロベリー・アイス

今日の、地植えのストロベリー・アイス↓を見てわかると思うが、二番花でこの咲きようだ。以前にも書いたことがあるが、習性が「ホワイト・メイディランド」によく似ていると思う。とにかく病気に強く花保ちも非常によい。正直、花柄を剪ってさえいれば次々に咲き、12月頃まで咲き続ける。二番花以降も、花径がほとんど小さくならない。何もしないでも咲く-と言ったら言い過ぎかも知れないが、私が育てた限りでは、そういうイメージが強い。
欠点は、香りがほとんど無く、トゲも鋭くて大きい。横張りで大きくなるので、場所を選ぶこと。
しかし、これだけ手のかからないバラなら、初心者には超おすすめのバラだと言える。

ストロベリーアイス
ストロベリーアイス1



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