ダーク・チェリー・パイ＃2
３月下旬の時点で、桜の開花や我が家の庭木の開花状況から、バラの開花も去年より１週間位遅れると踏んでいたのだが....去年と同じくらいか、少し早いくらいにバラが咲き始めてしまった。
我が家のオープンガーデンも、去年より１週間遅らせて日程を決めてしまったのだけれど....、盛りを過ぎてしまうのではないかと不安になる。しかし、考えてみればこの心配は毎年のことだ。
「バラ愛好家」の皆様とは違い、バ組はいつもおおよそで物事をやっているので、いつバラが咲くか－など、確かなことはよく分からないのだ。......で、少しでも記録を残しておこう！という思いで毎年の「バラリスト」を書いているのだ。
去年の「2013バラリスト」は、図鑑に載っているデーターと共に我が家のバラを紹介する方式だった。バラ自体は今年も変わり映えしないので、今年もバラをリストアップする必要があるのか....とも思ったが、今年は我が家のバラの管理状況と「花の咲き進む様子」を記録してみることにした。
今年も、やはりリストの１番に来た早咲きは「ダーク・チェリー・パイ」だ。
ダーク・チェリー・パイ
我が家の「ダーク・チェリー・パイ」は鉢植えで、スタジオにしているコンサバトリーの横、東向きの場所にあり、午前中に日が当たるだけである。確か３年目で、最初からずっと鉢植えでの管理だ。
ミニのツルバラだが、四季咲きでずっと咲き続けてくれる優秀なバラだ。花色が濃いのでそれなりに存在感があるし、びっしりかたまって咲いたりしないところが、私は好きだ。現在２m弱。
開花に伴う、花形の変化を見てみよう。
蕾と葉／葉は、切れ込みと葉脈がはっきりしていて、少し濃いめの緑が美しい照り葉。
蕾／開きかけまでは、少し縦長の花で巻きも美しい。
花形／半剣弁平咲きで、咲き進むと黄色い花芯が見えてくるが、けして見苦しくない。開花と共に、色々な表情を見せてくれる個性的なバラだ、と思う。
