紆余曲折のツルバラ

台風4号の影響で久しぶりにまとまった雨が降っているが、被害の出ている地域もあり「恵みの雨」と一言で片付けられない微妙な雨だ。
先週末の土曜日と昨日の火曜日は、パーチメントのレッスン日だった。どちらも午前・午後とほぼ満席でレッスンをしているので、ちょっと疲れが出たかな....。レッスンのレポをしないといけない!-といつも思うのだが、写真を撮るより何だかんだと話している方が多い。みんなパーチを愛する人達ばかりの楽しいレッスンで、つい写真撮るのを忘れてしまうのだ~!

近況報告はこの位にして、今日のバラリストも、タイプの違う、紆余曲折あったツルバラたちだ。

ポールズ・ヒマラヤン・ムスク

ポールズ・ヒマラヤン・ムスク
Paul's Himalayan Musk

ポールズ・ヒマラヤン・ムスク1
ポールズ・ヒマラヤン・ムスク2
ポールズ・ヒマラヤン・ムスク

モダンローズ:
分類/HMsk
ハイブリットムスク
習性/一季咲き
花径/3.5cm
花形/半八重・
   ポンポン咲
樹高/7m
とげ/多い
香り/微香
性質/強い

サクラのような淡いピンク色で、大きな房咲きとなり株いっぱいに開花する。
小輪の花は半八重咲きで、ポンポン咲きになる。
咲き始めから散り際まで、風情があり人気のあるツルバラ。
非常に強健で、良く伸張するので狭い場所には不向きな品種。

我が家のこのヒマラヤン・ムスクは、実は3本目だ。
最初のものは、コンサバトリーに誘引していたのだが、太陽光発電設置工事の時に一時避難させて、枯らしてしまった。
それで後任を購入したのだが、何と咲いたら白花だった。名札が間違っていたのだろう。
それで、これが3本目。まだ株が小さいので鉢植えのまま誘引している。来年どうするか....考えておかないと!


安曇野

安曇野
Azumino

あずみ野

モダンローズ:
分類/ClMin
クライミングミニ
習性/一季咲き
花径/3cm
花形/一重咲き
樹高/2m
とげ/少ない
香り/微香
性質/強い

遅咲き。耐病性がありシュートの発生も良い。我が家では、門扉横の植え込みに誘引している。毎年秋まで花柄を残しローズヒップを楽しみ
冬にはその全ての開花枝を剪定し、シュートを3~4本位しか残さないのだが、このように開花してくれる。
ひとつだけ、上の図鑑のデータと私の所見が異なるのは、トゲはけして少ないとは思わない。むしろ大小のトゲがかなり多いと思う。もしかして、これも名札違いのバラなのだろうか....!!? かなり前にミニバラとして小さく仕立ててあるものを購入したものがこうなったのだが....

バロン・ジロ・ドゥ・ラン

バロン・ジロ・ドゥ・ラン
Baron Girod de l'Ain

バロン・ジロ・ドゥ・ラン4
バロン・ジロ・ドゥ・ラン1

オールドローズ: 
分類/HP
ハイブリットパーペチュアル
習性/返り咲き
花径/8cm
花形/カップ咲き
樹高/2×1.5m
とげ/多い
香り/ダマスク系
   強香
性質/普通

濃赤紫の花弁の縁に細く白い色がのる覆輪が特徴.....のはずだが、我が家のバロンは....覆輪がない!

「ユーゲン・フルスト」の枝変わりなのだが、ごくまれにユーゲン・フルストに戻ることがあるそうだ。

このバラは特に欲しいバラではなかったのだが、人が「よかよ~、よかよ~!」と言うので、つい買ってしまった。
植えるところがなくて、庭で一番悪い場所/東北の角に植えている。2年目までは、ほとんど「ましな」花が咲かなかったので「咲かんなら引っこ抜くよ~」と声をかけていた。
その甲斐あって、今年は立派な花を付けたけれど、「白い線は?!どうした!!!」と
責められている。
なので今のところは「バロン・ジロ・ドゥ・ラン」として紹介しておくが、来年も覆輪が出なかったら「ユーゲン・フルスト」と考えた方が良いだろう。

しかし、覆輪がなくても、花は結構美しい。うどんこ病に弱いのが欠点。

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